吉沢秋絵さんのデビューシングル。

1985年に発売されました。

 

一応、このシングルの名義は「吉沢秋絵 with おニャン子クラブ」

でした。ドラマ「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」の主題歌として

使用された楽曲です。

 

元々、吉沢秋絵は「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」の主役オーディション

を兼ねた、特別企画の「アイドルを探せ スケバン刑事IIスペシャル」で111点

を獲得し、おニャン子クラブに加入。

 

結局イメージの違いから「スケバン刑事」では主役の麻宮サキ役では

無く(麻宮サキ役は南野陽子が演じました)、サキの仲間となる矢島雪乃

役で出演。(これが女優デビュー)

 

そして、その番組の主題歌でデビューとゆー形になりました。

 

発売したのはフォーライフレコード。流通はキャニオンだったので、

まあ、フジテレビ傘下といえば、そーなんですが、なんで直接の

キャニオンでは無かったのかは結構謎ですね。

 

彼女の会員番号は25番。10日ほど前に発売したシングル

「およしになってTEACHAR」が19番の岩井由紀子までの参加

なのを考えると、突然会員番号が飛んでいるのですが、

その理由は・・・

 

20番・・・寺本容子 9月でクビ(学校を辞めたらしい)

21番・・・五味岡たまき 9月で自主的に脱退

22番・・・白石麻子 欠番では無い。なぜおニャン子2ndにいなかったかは謎

23番・・・林香織 大阪駐在員。夏休み限定で活動(その後翌年3月に正式に卒業)

24番・・・三田文代 広島駐在員。夏休み限定で活動(その後翌年3月に正式に卒業)

 

ってな感じでした。

22番の白石麻子までは1stアルバムジャケットにはいるんですよね。

まあ、この頃は流動的だったって感じでしょうか・・・。

 

そんな中、加入直後にソロデビュー。おニャン子名義のシングルよりも

先にソロでのシングルが発売された吉沢秋絵です。

 

正直、売上げはあまり伸びなかった模様。

バックコーラスを担当したwith おニャン子クラブのメンバーも

 

6番 樹原亜紀・9番 名越美香・18番 永田ルリ子・22番 白石麻子

の4名で、どちらかとゆーと人気の低いメンバーだったのもあるかも

知れません。

 

この4名が選抜された理由は、僕の推測では・・・

・いわゆるフロント4人以外のメンバーを選出

・そして、SONYと契約していないメンバーを選出

ってな所だったんじゃないでしょうかね。

 

そんな、正直あんまり売れなかったこの楽曲ですが、僕は名曲

だと思っています。元々大ヒットした「スケバン刑事」の主題歌が

斉藤由貴の「白い炎」だったのですが、その雰囲気をちゃんと残して

ドラマのエンディングでかかる哀愁感とか、すごくマッチしていた

と思うんですよ。

 

もう、おニャン子クラブに歌の上手さなんて求めてはいけないと

思っていたので、アイドルらしい歌い方だった彼女の歌声、

僕は好きでしたね。いかにもアイドルって感じがしました。

 

このシングルレコードは、ドラマ見てて「あ、欲しいな」と普通に

思って買ったレコードでしたね。