田山真美子さんの5thシングル。

1990年に発売されました。

 

前作「あなたが微笑むなら」から5ヶ月ぶりのシングルです。

1990年は、シングル発売のペースが前年よりはゆっくりになった

感がありましたね、

 

このシングルは発売されて聴いた時、かなり衝撃でした。

もう、アイドルソングでは無いかも?と思いましたね。

ニューミュージックみたいな重厚感と世界観です。

 

ジャケット写真も、すごく雰囲気が出てて良いですね。

前回のシングルの頃は「何か地味だな」とゆー印象と書きましたが、

ここまで思いっきりやってもらえると、逆にすがすがしいです。

 

そして、真美子ちゃんの歌唱力も少しアップした気がします。

 

C/Wの「冬の水族館」はスローなテンポの雰囲気のある曲。

ブレス多めの真美子ちゃんの歌声がなんとも言えない

優しい感じで、良い曲ですね。

 

まあ、全体的に真美子ちゃんのアイドル歌手活動は、地味な

感じだったのは変わりないんですが、このシングルの路線で

進めていけば、ワンチャンあったかも・・・とか思います。

 

ドラマ主題歌とか、タイアップが欲しかったですね。

歌番組が減った時代だったので、歌を聴いてもらえる場所が

限られていましたから・・・。

 

そして、残念ながらこのシングルが「アイドル歌手 田山真美子」

のラストシングルとなってしまいました。

この後、翌年にオリジナルアルバムが1枚リリースされましたが・・・。

アイドル歌手が一般的に歌披露するのはやっぱりシングルですからね。

 

まだ、若かった(この時、まだ16歳)ので、もう少し続けてくれても

良かったのになー、と思います。