田山真美子さんの3rdシングル。
1990年に発売されました。
ミディアムテンポの優しい感じの楽曲です。
ゆったりした曲で、真美子ちゃんの切々と歌う感じに癒されますね。
このシングルと前シングルの間に「楽天使」として「天使たちのシンフォニー」
のシングルとアルバム「楽天使」を発売しており、真美子ちゃんは
カバーで南沙織さんの「ともだち」と「潮風のメロディ」を歌唱しています。
3人で歌った「天使たちのシンフォニー」も含めてメジャーコードの
明るい曲でした。それまでの真美子ちゃんのイメージから少し離れた
いわゆる「アイドルらしい」歌だったな、と思います。
それに対して、真美子ちゃんのソロオリジナルは、割と静かな感じ
の曲が多い印象です。そーゆー戦略だったんでしょうね、きっと。
僕としては、もっと色々なタイプの曲を歌っても面白かったんじゃ
無いかな、とは思ってしまうのですが・・・。
この当時、CBS SONYは結構アイドル歌手に力を入れており、
楽天使の3名(中山忍・河田純子・田山真美子)の他にも、
宍戸留美・千葉美加・本田理沙と本当にたくさんいました。
そんないわゆるCBS SONYだけでも「群雄割拠」だったワケですから、
それぞれの個性とゆーか住み分けみたいなのもあったんでしょうね。
徐々に世間から「歌番組」が無くなって行き、いわゆる「アイドル冬の時代」
と呼ばれる様になるんですが、その中で突出すればスター、とゆー気合から
各社まだまだソロ女性アイドルを輩出していた時代です。
そんな中だったからこーゆー売り方だったんでしょうね。
顔も綺麗だし、女優業などをメインでも売れたかも知れませんね。
まあ、でも僕は歌う真美子ちゃんが好きだったけど(笑)