三田寛子さんの8thシングル。
1984年に発売されました。
前回のシングル「春の冒険」から約半年、やっとニューシングルが
リリースされました。
「恋するメトロ」の作曲はタケカワユキヒデさん。そう、あのゴダイゴの
タケカワさんです。アップテンポで明るい楽曲となっており、寛子ちゃん
にしては珍しく、振り付けも派手にステップ踏んだりしていました。
疾走感のあるメロディで、ノリの良い曲ですね。
今までのシングルA面とはガラっと雰囲気が変わった気がします。
そーいえばA面曲でこーゆー路線って今まで無かったんですよね。
割とアイドルの定番的な戦法なんですけど・・・。
まあ、今まで割りと「清楚」感を売りにしていたから、無かった
のかも知れませんね。
この頃には、寛子ちゃんの生歌も安定してきましたね。
そんなに音を外す事も無く、だんだん上手くなってきました。
B面「20才の前で」はTBSの昼メロ「花王 愛の劇場」の「わが子よⅣ」
主題歌で、小椋佳さんが作曲です。こちらは、小椋さんらしい悲しげ
なメロディが光る、しっとり聴かせる楽曲となっています。
レコードジャケットを見ると、両A面扱いだった様ですね。
曲タイトルの文字の大きさがA面・B面で同じです。
でもね、このジャケット写真どうよ?(笑)
初めて見た時ビックリしました。
「誰やこれ?」
って感じです。
こーゆーメイクでファッションなんでしょうけど、顔真っ赤ですやん。
A面曲がポップだったから、ポップな感じにしたかったんでしょうね。
シングルって14枚出たのですが、一番「らしくない」ジャケットだったな、
と僕は思います。