
私は美容室で、自分でカラーばかりしているお客様の髪が
すごく傷んでしまっているのをよく見かけます。
そういうお客様は「ちゃんとトリートメントしてるのに‥」っと言っていますが
市販のカラー剤を使って自分でカラーリングをしていると
髪が痛んでしまうのには理由があります。
前回の【■ヘアカラーの原理】でご説明しましたが、カラー剤は
チューブタイプの【酸化染料剤やアルカリ剤】と
そしてもう一つの白い液体の【過酸化水素】の
この2つの薬剤が協力しあって始めてカラーリングが出来ます。
問題なのが、この白い液体の【過酸化水素水】なんです。
髪の毛を脱色して明るくする薬なので、髪にとってはダメージを
与える薬剤でしかありません!最近では「痛まない」な~んて言っている
カラー剤のテレビCMも見かけますが…カラーリングする事自体で傷まない
なんて事ありません。ですから、正確には「痛みが少ない」って事です。
髪が伸びて根元が暗くなってきたので、しかたなく家で自分でカラーリングすると、
クシなどで梳かして薬液を髪に伸ばしながら付けていると思います。
そうすると、根元だけ染まればいいのに…梳かしながら
全体にカラー剤を付けている事になってしまいますよね。
…これを繰り返しているとどうなるか?
根元の伸びた髪を染めるためのカラーでも…
毛先の髪達は毎回カラーリングする度に薬剤の【過酸化水素水】によって
脱色され一緒に染められているから、何十回もの脱色になります。
そして‥美容室で毎回頻繁に全体の髪の色を変える方も同じように
毛先は脱色の繰り返しでボロボロになっていきます。
ちなみに例え真っ黒に染めても【過酸化水素水】を使っている限り
脱色はされています。色が黒いというだけですから。
じゃ~どうすればいいの?
できる限り伸びた髪だけ染める事です!
最低限は、2~3回に1回、カラーリングをする時は根元だけ染めるようにしましょう!
伸びた髪の毛だけ…これがポイントです!
これらは自分だけではできません‥だからやっぱり美容室で美容師にやって
もらいましょう!そして2~3回に一回は、
「今日は伸びてきた根元だけ染めて」といってください。
市販のカラーリング剤は今はとても素敵な色が多くなってきました。
しかし、どんな綺麗な色でも染め方がダメでは髪を傷めるだけなのです。
市販のカラーリング剤の最大の落とし穴はこれです!
みなさん‥テレビCMにだまされないようにしましょうね!
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