ルシファー  | ヒゲテツのブログ

ヒゲテツのブログ

ルケーシーなどのビンテージブーツのリペア・手入れなどを紹介、その他日本刀武道なども発信しています

今 ネットフィリックスが一番熱いのでは?

前章でデビルマン クライベイビーを紹介したが

同じくネットフィリックスが送る第2弾

ルシファー

ザックリ構成を説明すると

天界のファミリーとして君臨してたが核家族化し

皆が好きなことを言い出し好き放題やりだしたんで

神が怒り全員を地獄の番人に送った事から始まった

天界の神の息子 ルシファーと兄アメナディエル・女神ママが

地獄にうんざりして自ら創造した人間界に逃げ込み

人情、モラル、愛の意味を知っていく

寅さん的ドタバタなシリアスアクションコメディーで

上記登場人物 神、堕天使達が全員

能力的に無敵でも精神的に弱いってトコ

今 ユーチューブ動画で世界がこの連ドラを注目してるという名作

名作と言ったがドラマERよりもよく出来ており

熟した連ドラ業界が送る現代の名作ドラマと言う意味

 

このドラマの最高な楽しみ方

まずスマホ、そしてブルートゥ―スイヤホン

ついでならドラマ自体30本以上ある連ドラなんでスマホ充電器 

それを用意すれば楽しさ100倍間違いない

ネットフィリックスも再生方法を完璧にしており

ベッドで寝ながら見てて、つい寝込んでしまうと

そこで再生がストップし、あれ?どっから見たっけ?

そんなことがないように完璧にセットアップされている機能

当然メディアも1個なら600円で見放題2個なら980円?

そんな感じでスマホで途中まで見て、家のTVでまた再生すると

見てたシーンからすぐに再生できるという高機能さ

ワウワウや地デジ民放にない高性能さである

もちろんブルートゥ―スは音質抜群で

おすすめイヤホンはオーディオテクニカのATH-CK200BT

安価なうえ重低音が実に素晴らしい

 

さてキャストだが 連ドラで名作と言える完璧キャストには

あれこれ考える隙を与えず素直に何度見ても楽しめる

もちろん日本語バージョンも用意され2度楽しめる

原版字幕もキャストの味が100%なんだが字幕を読むのが

面倒な場合の日本語吹き替えも、良い出来だが味わいがチト違う

原版のルシファーの甘い英語使いには

ノーマルメンズの私も思わずグラッとくる位だ

主演のルシファーとクロエ

プレイボーイ的存在、そして悪魔ルシファーの能力を見込んで

刑事クロエは協力を望むが、ルシファーは最初から

正体を言葉で明かしているがクロエは本気にしない

その絶妙な取引が面白い

パッと見堅実なイメージだが時折少女みたいな仕草も見せ

愛くるしさ満点、いつしか二人は・・

 

そして名作ってのはわき役にあると言っても過言でない

そのわき役の最高峰 ママとマジキーン

左ママは全能の女神

右マジキーンはルシファーが地獄を抜け出した時に

子守役として警護を命ぜられ

言うことを聞かないママを何度も拷問してた地獄の魔物

この二人がドラマの主演を飲み込む魅力あふれた存在

マジでアメリカ版寅さんの世界観である

そしてクロエの元旦那のダン

クロエと同じ刑事で、最初はクロエの上司だが

重なる不運で降格となり、最後はクロエの部下に・・

バカっぽいしぐさだが、実は堅実で非常に賢い

このダンの存在もこのドラマの見どころ

最高なトコはママとダンが間違いを何度も犯す色つやシーン

そして忘れてならない存在のリンダ

彼女は人間の一流セラピスト

人間界に逃げ込んだルシファーが共存の必要性にかられ

人間の行動、考え、感情を学ぶために見つけたセラピストで

後半、ルシファーファミリー全員のセラピーまで面倒を見る羽目に

このリンダの本性ももろくカットウの連続で何度もルシファーとの

肉欲に翻弄され挙句ルシファーの正体を示され

一時期真っ白になるが、心を決めセラピーを始めると

兄アメナディエル・魔物マジキーンも客に加わり挙句はママまで

これも寅さんUSバージョンだと思ってみると素直に楽しめる

ルシファーの兄 アメナディエル

最初は堅実な堕天使だが、だんだんと弱さが表面化し

絶えずルシファーとの出来の違いを気にする弱い面を持ち

事あるごとに弱さを思い知らされ落ち込んでいく

このアメナディエルとリンダ、マジキーンとの掛け合いも

ドラマの主軸と言えるまでの出来栄え

 

ちなみに1つだけ不満がある

ルシファーの本性はもう少し工夫があった方が

良かった気がするが・・・

同時にドラマの限界ってのも垣間見た感じでもある

予算より時間がなかったと推測するが

カーデザインみたいなもんで機能は言うことなしでも

形が今一なら誰も買わない

このルシファーの正体こそ 堕天使悪魔なんで

有名デザイナーに知恵を絞りまくってもらい

安物の駄菓子な出来ではなく

もっと違う高貴なイメージに仕上げてほしかった

 

とにかくこのドラマの最高なわき役は全能の女神 ママの存在

アテナの母で恐らくメティス

良かれと思い毎回浅はかな知恵を絞り

家族を窮地に巻き込んでくれる

演ずるはトリシア・エルファー

よくもまあ ここまでドンピシャなくキャスティングを考えた

そんな感じで、我を忘れココんとこルシファー漬けな毎日である

 

PS

最後に肝心なとこだが

日本のドラマ業界もこのような抜群な出来に素直になるべき

NHKの朝の連ドラもドライ・清純すぎて夢の塊のようで

何度も見る気すらおきない

もっと人間てのは子供も含め、アニマルなのだ

子供も性欲も沸けば怒りや大人以上に気を使ったりする

日本のドラマは何かにつけハードルを上げすぎてる

気が利いて間が抜け中身のないクリームパンのようだ

やはり大人も子供も同じ性的身体的悩みを共存しても良い

私はそう思う

特に日本の「何かをダメにしている」部分は

熟した大人のエゴなのかもしれない

大人の考えているほど現代の子供は幼くないのだ

もっと熱いアニマルな部分も大人と共存しても良い

そんな時代がそこまで来ている感じがする