茄子栽培では梅雨からハダニやアブラムシ被害が増えてきます。ハダニ被害に気付かずに茄子が枯れてしまわないように、被害の早期発見と対策が必要です。ハダニの防除にモベントフロアブルを使いました。
ハダニ・アブラムシ
これは2021年の記録です
茄子のハダニとアブラムシ対策をします。
実はこの株にハダニがいますが 分かるでしょうか
ハダニがいる株の見分け方を紹介します。
ハダニがいない茄子の葉はこちら・・
こちらの葉を覚えて下さい。
ちょっと白いガサガサというか・・
色味が抜けてるのがわかるでしょうか
これがハダニに吸われ始めた初期症状です。
さらに進行すると もっと色が抜けてる黄緑になります。
この赤いツブツブがハダニです。
今度はアブラムシがいる株の見分け方です。
もうアブラムシの痕跡があるの分るでしょうか
今見えている白い粉みたいなのは アブラムシの脱皮した殻です。
葉にも脱皮の殻がついてますね。
アブラムシがいました。
蟻がてくてくしてたら アブラムシかなと気づけますが・・・
ではハダニとアブラムシの防御をします。
今回はモンベントフロアブルを使います。
これはハダニ、アブラムシ両方に効きます。
両方に効く農薬はあまり無いので 助かります。
希釈は2000倍です。
今回初めてモンベントフロアブルを使用します。
よく振って使います。
開封のやり方が独特でした。
蓋の裏の突起で穴を開けます。
では散布します。
ムラがないように散布します。
バックしながら散布すると自分にかかりずらいです。
翌日
アブラムシがまだいますね。
「まだ生きとるやないか」
う~ん ゆっくり効くタイプかな
ハダニも動いてるな
むしろ増えてないか
ハダニの汚染末期になると、葉先にハダニが集まり赤い塊が出来ます。
ちょっとできかけてるし
夕方
ハダニが少なくなったような気がします
だが、まだいる
「もう最終手段だ」
ガムテープでペタペタ・・ニヒヒ
生き残ったやつを少しでも減らします。
少しどころじゃないです 沢山取れます。
実は事前にコテツフロアブルも散布してたんですが、耐性がついたのか このようにハダニが発生しました。
ハダニは耐性がつきやすいので、防除していても油断は禁物です。
梅雨の時期は 特に葉の色に注意して 早期発見 早めの駆除が重要です。
(追記)モベントフロアブルは2日後にハダニが死にました。効果が現れるのに2日かかるようです。
読者様から教えていただきました。
ハダニは水をシャワーのように毎日かけると居なくなるそうです。
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