バスタード原画展 | 観たり、聴いたりした事を、つらつらと。

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映画や音楽のことを思いのまま書きなぐり。

現在タワーレコード渋谷店のイベントスペース「SpaceHACHIKAI」にて「BASTARD!! EXHIBITION!!」が開催されています。

「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」は、1988年より週刊少年ジャンプで連載が開始された、萩原一至氏原作のダークファンタジー漫画。

 

2001年よりウルトラジャンプに移籍。現在は休載していますが、なんと令和の今になってNetflixでアニメ化。6/30より配信されています。

僕は80年代後半から90年代中頃まで週刊少年ジャンプを愛読していて、このバスタード!!も大好きな漫画のひとつです。

 

88年はファミコン「ドラゴンクエスト」や、海外TRPGやゲームブック、PCゲーム等の人気で、日本でも中世ファンタジー的な世界感が認知されてきた頃。
このジャンルの漫画は当時まだ少なく、メジャーな少年漫画誌に掲載された事で一気に知名度を上げ、瞬く間に人気作に。
現在でも数多くの作品に影響を与えています。

 

破天荒なキャラクター。アニメ風の流麗なキャラデザインと、スクリーントーンを多用した文字通り厚みのある緻密な作画。剣と魔法の迫力ある戦闘描写。少年誌としては過激な性描写と、色々と規格外な作品でした。


アニメ、マンガ、ゲーム、ヘヴィメタルからインスパイア(パクり?)されたネタの数々や、他の漫画家やアニメーターとの内輪ネタもアングラ感があり楽しいです。

 

フランク・フラゼッタ風の第一話扉絵。

この扉絵一枚取ってみても、他の漫画とは一線を画しています。

 

ベタとトーン、ホワイトを駆使した大迫力のアナログ原稿。

 

二色カラーも巧みで臨場感出ています。

 

「七鍵守護神!!」呪文の詠唱、今でも言えますよ。

元ネタはHELLOWEENのKeeper Of The Seven Keysで、連載当時「守護神伝-第二章-」を聴きまくっていたので特に印象深い呪文です。

この幡池裕行氏デザインのコスチュームもかっこいいんですよ。

 

ヨーコさんの等身大パネル。これはけしからんですね。

「服だけを溶かすスライム」という大発明。拘束された美少女が受ける辱めに大人になった今でも大興奮(すみません)。

 

妻が缶バッチを買っていました。欲しかったガラを引き当てて喜んでいました。

カードは千円以上の買い物で一枚もらえます。奇跡的にダブらなかったです。

 

単行本が増刷されていたので、思わず10巻まで購入してしまいました。

30年前に購入した単行本があるのでこちらは保存用とします。

 

展示は7/18までなので、少しでも興味がある方は出掛けてみてはいかがでしょうか。


こんなに凄いものが無料で観れてしまうなんて...