あたしンちネタの事 | 思っちゃったんだからしょうがない

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けらえいこ氏の漫画、「あたしンち」が大好きで、現在までの最新刊まで全部揃えています。
だいたいどんな人が訪問してきても迎え撃つ事が出来る体制です。


あるあるネタ的内容が多い「あたしンち」の中で、この話誰かとしたいわーと思う回がいくつかあります。
結構多いので、今回はその中から4つ、書かさせていただきます。

1. 3巻 No.27より

母が新しいクッションを購入し、ずっと使っていた古いほうは処分。
しかしこの新しいクッションがすこぶる不評(多分、弾力がありすぎて姿勢が決まらないから)。
子供二人に文句を言われ、「じゃあこれはもうお父さん用だから!」と怒る母(この人いつも怒ってる)。
そしていざ父がクッションを使ってみるも、クッションを気に入らず床にポイ。
それを黙って見ていた子供二人はウシシと笑い、顔が真っ赤になる母、「?」となる父。

だいたいこんな内容なんですが、こういう事って本当によくあると思うんです。
一度、家の中にピースとしてハマってしまったものを新しくする事って、難しい。
最初に買った時はきっと適当に「まあこれでいいか」と選んでいたはずなのに、
いざ買い換えるとだいたいは「あー前の奴のほうが良かったなー」ってなるモノが多い気がします。
自分のほうがそのモノに適応してしまってたんでしょう。今の我が家で言うと、便座カバーが正にこれです。

2. 4巻 No.14より

みかんには、「いつの日か箱」というものがある。
友達から貰ったり衝動買いした「センスのいいもの」(ティーセットや鍋つかみなど)をしまっておく箱で、
いつの日か一人暮らしをする時、部屋を自分色に染めるためのグッズで溢れている。
趣旨を微妙に理解していない母は、貰ったけど使わない流しのゴミ受けなどをみかんに押し付け、
「あの箱に入れるのにいいんじゃない」と言う。それに怒るみかん。

みかんがかわいいです。と、同時に「あるあるー」とも思いました。
僕は実際には「いつの日か箱」は持っていませんが、この感覚はすごい分かります。
Cawaii雑貨を見つけると、無駄に欲しくなります。家にそれだけポツンとあっても魅力半減なんですが。
シャレオツな雑貨屋をウィンドーショッピングするのも大好きです。
一度、FrancfrancやGeorge's、個人製作のアイテムなどで部屋をキメてみたいなという夢があります。

3. 6巻 No.27より

日曜日、わけもなくすっきりせず、モヤモヤした気分に包まれているユズヒコ。
体を動かしたりしても治らず、立ち読みに出かけてみるも悪化。
しかし、偶然友人と出会い、他愛も無い会話をすると、帰り道ではモヤモヤが無くなっていた。
「日曜日のモヤモヤは寂しさが原因かも?」という言葉で締めくくられている。

多分、正解なんだと思います。
なーんかすっきりしないんだよなー、何をしていいかもよくわからないなー、という気分の時は、
友人に会って適当な事をするのがベストです。
友人が捕まらない時は、行った事のない場所に行くとか、利用した事の無い飲食店で食事する等がいいです。

4. 13巻 No.8より

「日常起こるシュールな事件」というテーマでいくつかエピソードが描かれ、まとめると、
「自分は確かに以前、お前がそういう事を言ってたのを聞いたはずなのになんでお前覚えてないの?」
というような内容です。

こういう経験、誰しも何度か経験しているんじゃないでしょうか?
「あれ?中学時代は陸上部じゃなかったっけ?陸上部ならではのあるあるとかも言ってたよ!?」
みたいな、こういう変なすれ違い、これってなんなんでしょうね。狐に騙されてるんでしょうか?
歳を重ねていくごとに、被害も加害も増えていきそうでちょっと怖いです。


さて、4つに絞った割には長文になってしまいました。
本当は「あたしンち」そのものに対する感想とかそういうのも書きたかったんですが、
さすがにボリューム的にどうなのよなので、それはまたいつか別の機会に。