一日雨模様。
この静かな雨の中、逃げた愛猫はどこに身を潜めているのだろうか。
今日は、娘と別れた妻と会う日。
久しぶりに、家族らしく大牟田のイオンモールに出かけた。
洋服を買って、早々と娘たちが住んでいるアパートへ。
しばし、各々好きなことをして、夕食後お決まりのテレビゲームを全員でやる。
女性組は組んで、俺を集中砲火。
お決まりのパターンだ。
いじられ役は昔からだ。離婚してより一層その形は増強されている。
自宅に帰宅して、小雨の中犬の散歩。
そしてやっと書斎に入って、これを聴いている。
ヒルビリー・バップスだ。
1983年に結成された、日本のロカビリーバンドだ。
ヴォーカルの宮城宗典が忌野清志郎との交流もあったり、テレビのCM に起用されたりと順調の船出をしたが、全国ツアーの初日翌日に宮城の急逝により活動を休止(その後、2代目ヴォーカル横山裕高が加入し、1990年まで活動するが、その年に解散。しかし、2004年に再結成現在も活動をしている)。
宮城の突然の訃報は、親友の永瀬正敏をはじめ多くの人に衝撃を与えた。
このアルバムは、宮城が活動していた時期1986年~1988年の曲を厳選したベストアルバムだ。
未だに宮城フリークも多く、没後30年経った今でも色々とイベントが行われている。
今では曖昧の記憶になっているが、山田洋二監督作品の『息子』か『男はつらいよ48作目』のどちらかで夏祭りのシーンで永瀬正敏が、確か『バカンス』か『ビシバシ純情』のどちらかをライブで歌っていた。
永瀬は、今でも宮城の命日にFacebookで、「Mへ」といって始まるメッセージをまるで生きている友人に宛てたようにメッセージをしたためている。
わたし自身も個人的に思い出深いバンドで、ティーンエイジャーだった頃の淡い気持ちが思いだされる。
これからも聴き継がれていくバンドだろう。
おかげさまでPart 1が好評頂き、Part 2を刊行しました。
『時間』を『音楽』で表現するコンセプトで、今回は7時台から正午台に合う曲をセレクトして、紹介しています。
よかったらアマゾンKindle本で読んでいただけると幸いです。