原田知世 /『I Could Be Free』 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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ここ最近、微細な怒りが離れない。

 

 

『微細』が適切でないなら、『なんだかチョッとイラっとする』でもいい。

 

その感情を抱かせるのが、愛犬だから困る。

ずっと番犬で外犬だったのを、フィラリア症になったことで内犬にした話は何度かしているので細かいことは話さない。

 

外犬が内犬になった時に困るのが犬のトイレ事情だ。

 

糞は散歩のときにしてくれるので問題ないが、問題は尿だ。

オス犬という事もあり、外だろうが内だろうがマーキングとかこつけて尿をするのだ。

オムツと、する場所にはペットシートを配置しているが、最近賢くなって油断をするとオムツを外し、ペットシートをずらしてマーキングをする。これが一日に4~5回だ。

 

微妙にストレスを感じさせる。

 

そして、常に頭のどこかで愛犬のマーキングが四六時中こびりついて離れない。

 

そんなことはいい。ここは、音楽のレビューをするところだ。

マーキングのことは頭の片隅に追いやろう。

今聴いているのが、これだ。

 

1997年にリリースされた原田知世の『I Could Be Free』だ。

 

カーディガンスやフランツ・フェルデナンドのプロデューサーとしても有名なトーレ・ヨハンソンがプロデュースしている。

 

なので、スウェディッシュ・ポップ満載な一枚だ。

スウェディッシュ・ポップはなんといっても春だ。春が似合うのだ。そして、お洒落だ。

 

日本人として彼のプロデュースを受けたのは原田知世が初めてだ。

 

可愛らしいサウンドと原田知世の歌声が醸し出す雰囲気が心地よい。マーキングのことも忘れ去りそうだ。

 

トーレ・ヨハンソンのプロデュース作品の中でもトップクラスの作品だ。

 

今聴いても古臭さを感じない。

 

そして、春である今だからこそ余計に際立つ作品だ。

 

もう一度言おう。

スウェディッシュ・ポップは春が似合う。