朝6時台に合う音楽をセレクトしてみた | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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ようこそおと虫ミュージックへ。どうもおと虫です。

 

今年は冬の訪れが早いそうで、今の時期ホント秋らしい気候で気持ちがいいですね。

 

今日は音楽で時間を表すプログラム「Music of The Day」の6時台をご紹介したいと思います。8時台から始まっていよいよ後今回を入れて2時間になりました。

 

朝6時って緩やかに一日の活動が始まる大事な時間だと思うんですよね。

この時間を大切にするとその日一日が何となくハッピーになれるような気がするそんな時間だと思っています。

 

それでは、早速ご紹介していきたいと思います。

 

1曲目、MJQことモダン・ジャズ・カルテットで「ゴールデンストライカー」です。

 

たそがれのヴェニス

 

ジャズと映画の結びつきは今では珍しくないですが、そもそものきっかけはこのアルバムの大成功からだという事はあまり知られていません。映画『大運河』のためにジョン・ルイスが作曲したもので、映画音楽とは言え、映画とは別に作曲・演奏されたもので、音楽作品として立派に鑑賞に堪えるものであります。MJQの作品の中でも優れた一枚だと思います。その中の1曲目がこの曲なんですが、朝もやの漂う風景を連想させる清々しい一曲です。

 

2曲目、キャット・スティーヴンスで「モーニング・ハズ・ブロークン」です。

 

Teaser and The Firecat

 

今ではイスラム教に改宗して、ユスフ・イスラムと名乗っていますが、ロンドン出身のシンガー・ソングライターです。1960年代後半以来、世界中で6000万枚以上のアルバムを売り上げた超一流の音楽家です。この曲は、1971年に彼がリリースしたアルバム「ティーザー・アンド・ザ・ファイヤーキャット」に収録されたヒット曲。元々は、ゲール民謡、賛美歌444番が由来であります。作詞はエリナー・ファージョンで『麦と王様』という絵本でも有名な作家でもあります。

 

3曲目、ビートルズで「ブラックバード」です。

 

THE BEATLES

 

ビートルズの名盤アルバム「ホワイトアルバム」に収録された名曲。実際は早朝というより夜の静寂を歌った曲ですが、鳥のさえずりが朝っぽさを感じさせてくれる曲です。

この鳥はクロウタドリという名の鳥で、実際のさえずりもクロウタドリのさえずりを使っています。ポールはこの曲を「アメリカの公民権運動」に誘発されて作ったと言っており、ブラックバードは黒人女性の隠喩として使ったと語っています。

 

4曲目、ミニー・リパートンで「ラヴィン・ユー」です。

 

パーフェクト・エンジェル(デラックス・エディション)

 

小鳥のさえずり繋がりといえばこの曲を外せないという事でベタですがここにもってきました。

1971年にスティーヴィー・ワンダーのバックコーラスに抜擢され、1974年12月にスティーヴィーがプロデュースしたアルバム『パーフェクト・エンジェル』を発売。このアルバムからシングルカットしたこの「Lovin' You」が全米で大ヒットしたことで知名度を高めた彼女。その後に発売した曲がヒットしましたが1976年頭に乳がんと診断され同年春に手術を受け一時快方に向かいましたがガンが腕に転移していることが1978年に判明し1979年7月12日に31歳で死去。天使の歌声と評される彼女の歌声をもっと聴きたかったです。

 

5曲目、アントニオ・カルロス・ジョビンで「ジンジ」です。

 

Original Album Series

 

20世紀のブラジル音楽を代表する作曲家で、1950年代後半、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ヂ・モライスなどとともに、ボサノヴァを創生したと言われている音楽家です。多くのボサノヴァ歌手がジョビンの作品を演奏し、音楽的ジャンルを超えて広く影響を及ぼしていてその影響は計り知れません。

この曲は、ボサノバ歌手シルヴィア・テリスにささげた曲で、数多くのアーティストがこの曲を歌っているボサノバのスタンダードです。気持ちが優しくなる朝に持ってこいの曲です。

 

6曲目、スタイル・カウンシルで「ヘッドスタート・フォー・ハッピネス」です。

 

CAFE BLUE

 

イギリスのモッズバンド、ザ・ジャム(The Jam)のリーダーとして1977年にデビューしたポール・ウェラーは、1982年にジャムを解散し、ミック・タルボットと共にスタイル・カウンシルを結成しました。本作は1984年、ファーストアルバム『カフェ・ブリュ(Cafe Bleu)』に収録され爽やかで疾走感のある曲で、ジャズやソウルなど、様々な音楽がミックスされた洗練されたポップスは高評価を得ることになったきっかけになった1曲です。

 

7曲目、ジョージ・ベン・ジョールで「ビザンティナ・ビザンシア」です。

 

ジョルジ〜ザ・ディフィニティヴ・コレクション(2CD)

 

サンバにソウル、ファンク、ロックを取り入れた、サンバ・ホッキのスタイルを確立したミュージシャンとして知られ、ブラジルでは知らない人はいないアーティストです。人種や老若男女問わず広く一般大衆に好まれ、ブラジル人は彼の曲をよく口ずさむほど愛されています。朝の澄んだ空気に爽やかなサンバは良く似合いますよね。

 

8曲目、アレステッド・ディベロップメントで「ピープル・エブリデイ」です。

 

3 Years 5 Months & 2 Days in T

 

   心あたたまるヒューマニズム、ユニークで田舎的なものの見方、ファンクとラップを溶けあわせたメロディーを持ったアレステッド・ディベロップメントは、1992年には次世代のスーパースターだと思われていたぐらい存在感のあるグループでした。その理由の一つとして当時ヒップホップとR&Bの中心地ではなかったアトランタの出身でありながら、ニューヨークのヴィレッジ・ヴォイス誌の批評家投票で、本作がポップス & ジャズ部門の1位に輝いたことがあげられます。。歌詞の多くを担当したスピーチは、ギャングスタ・ラップの心ないニヒリズムを激しく非難するリリックを書いて、当時のヒップホップでは異色の存在でした。本作は2曲目のヒット曲で、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの名曲を巧みにインスパイアした名曲です。この時間にもってきたのは単純に鶏の鳴き声が朝を連想させたからです。

 

9曲目、アジムスで「レデ・デ・エスペラ」です。

 

Partido Novo

 

23時台にNHK-FMの「クロスオーヴァー・イレブン」のオマージュとしてOPとED曲でアジムスを使いましたが、ここでは、1990年代以降のクラブシーンで騒がれていた頃の曲を使ってみました。といっても、決してダンサブルなナンバーではなく、SEに波の音を入れた爽やかなボサノバ・サウンドになっています。夏の海というより秋や冬の海を連想させ朝からリラックスできる一曲になっています。

 

10曲目、マーヴィン・ゲイで「ホワッツ・ゴー・イング・オン」です。

 

What's Going on

 

言わずと知れた、彼の代表曲の一つで誰もが一度は耳にしたことがあると思います。ゲイは1971年当時、ベトナム戦争から帰還した弟から戦場の様子を聞き、反戦曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」を書き上げました。モータウンの社長ベリー・ゴーディは当初この曲を気に入らず、シングルとしてリリースすることに難色を示したんですが、ゲイはそれに対して、リリースしなければ残りの曲のレコーディングもしないと反論。そして、最終的には1971年1月20日、アルバムに先駆けてシングルとして発表され、Billboard Hot 100で2位、R&Bチャートでは1位を記録しています。歌詞の内容に似合わずすごく爽やかで心地よい曲です。

 

11曲目、ダニー・ハサウェイで「ホエア・イズ・ラブ」です。

 

ベスト・コレクション

 

ロバータ・フラックとのデュエット曲で美しいハーモニーが魅力的です。ロバータ・フラックとのアルバム『ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ』は全米3位のヒットとなり、本作、邦題「恋人は何処に」でグラミー賞最優秀ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞(デュオまたはグループ部門)を受賞した名曲です。

 

12曲目、ロバータ・フラックで「フィール・ライク・メイキン・ラヴ」です。

 

愛のためいき(紙ジャケット&SHM-CD)

 

1969年6月、デビュー・アルバム『First Take』を発表。

1971年11月公開のクリント・イーストウッドの初監督映画『恐怖のメロディ』に、『First Take』に収録されていた「愛は面影の中に」が使用され、それをきっかけに注目を浴びるようになり、同曲でビルボードの1972年年間チャートの1位を記録し、第15回グラミー賞の最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を受賞しました。

続いて1973年に出した、「やさしく歌って(Killing Me Softly with His Song)」も全米1位の大ヒットを記録。これにより、グラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲、最優秀女性ボーカルの三部門で受賞しています。Record Of The Year(最優秀レコード賞)を2年連続で受賞したのは、彼女のほかにはU2のみであります。

そして1974年本曲、「愛のためいき(Feel Like Makin' Love)」も全米1位を記録。またR&Bチャート、イージーリスニング・チャートでも1位を記録した名曲でございます。

 

13曲目、スティーヴィー・ワンダーで「ユア・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ラブ」です。

 

TALKING BOOK

 

スティーヴィー・ワンダーを代表する1曲の一つで1972年のアルバム『トーキング・ブック』で収録されています、翌1973年にはシングル・カットされ『ビルボード』誌のHot 100とアダルト・コンテンポラリー・チャートの2部門で1位に達し、R&Bチャートでは3位。グラミー賞では、本作で最優秀男性ポップ・ボーカル部門を受賞しています。

朝の食事をとるときにこういうピースフルな曲で食べたら一日ハッピーになれそうですよね。

 

14曲目、アル・ジャロウで「モーニン」です。

 

ジャロウ<FUSION 1000>

 

ジャズ・ボーカリストでポップ分野でも活躍したアル・ジャロウ。惜しくも2017年に亡くなりましたが、彼のサウンド、そして清々しい歌声はいつまでも聴き継がれるでしょう。ウィスコンシン州ミルウォーキー出身でアイオワ大学で心理学を学び、数年間はカウンセラーの仕事をしていたそうです。1975年にデビュー。1978年に『ライヴ・イン・ヨーロッパ』が、1979年に『風のメルヘン』がグラミー賞の最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞を受賞しています。

1980年からはジェイ・グレイドンやナイル・ロジャース、ナラダ・マイケル・ウォルデンらのプロデュースの下、AOR/ブラック・コンテンポラリー路線でポップ分野でのヒットも生んでいます。本曲もその中のひとつですね。1982年には『ブレイキン・アウェイ』でグラミー賞の最優秀男性ポップ・ボーカル賞と「(Round, Round, Round) Blue Rondo A La Turk」で最優秀ジャズ・ボーカル賞を、1993年には『ヘヴン・アンド・アース』で最優秀R&Bボーカルを受賞した。この功績によりジャズ、ポップ、R&Bの3部門にまたがってグラミー賞を獲得した個人では最初のアーティストという偉大なアーティストです。

 

15曲目、ジョージ・ベンソンで「ブリージン」です。

 

ブリージン

 

ジャズ・フュージョン界のレジェンド。ギターリストであり歌手でもある天才肌のアーティストというイメージがありますね。

ジャズ・ギターの演奏スタイルは、ウェス・モンゴメリーやジョー・パスらの影響が色濃くうかがえます。1976年に発表した本曲がタイトルになっているアルバムBreezin' (ブリージン)はプロデューサーにトミー・リピューマを迎え、彼の代表作となるほどにヒットしました。

 

16曲目、アース・ウィンド&ファイヤーで「リーズンズ」です。

 

That's the Way of the World

 

1975年に発表された「暗黒への挑戦」に収録されている、爽やかな1曲です。

R&B、ファンク、ソウル、ジャズなどのジャンルを融合させ、新たなポップミュージックの世界を開拓したアース・ウィンド&ファイヤー。ファンクやディスコが全盛だった1970年代を象徴するバンドとして知られ、日本でも非常に人気の高いバンドです。1970年代から何度か活動停止と再開を繰り返しつつも定期的にヒット曲を放ち、世界でのCD・レコード総売上は9000万枚以上。グラミー賞を6回受賞し、2000年にロックの殿堂入りを果たしています。

 

というわけで、朝6時台に合う曲16曲をご紹介してきました。

 

爽やかな曲を中心にチョイスしてきましたので実際の楽曲は音楽ストリーミングサービスSpotifyにプレイリストを作っていますので概要欄にリンクを貼っておきます。

https://open.spotify.com/playlist/4txuuufBmiKJCrPb3w9gH0?si=vHISfS0jRFaADy_nk2hMoQ

 

 

是非、聴いていただいてあなたのご感想・ご意見をお聞かせいただけたらと思います。

そして、気に入っていただけたら高評価・チャンネル登録をしていただけたら今後のモチベーションになるのでよろしくお願いします。

最後までご視聴いただきありがとうございました。

また次回の動画でお会いしましょう。