ようこそ、おと虫ミュージックへ、どうも、おと虫でございます。
音楽には様々な効能がありますが、私が思うに音楽は「形のないインテリア」であり、精神安定剤のような「薬」的効果もあります。
この『音楽の処方箋では』、テーマに沿った音楽を処方するプログラム。
今日は『時間と音楽』シリーズの午前4時台に合う曲を処方してみたいと思います。
このプログラムは音楽通から音楽ビギナーまで楽しんでいただける内容となっていますので、気に入っていただけたら作り手のモチベーションが上がるのでチャンネル登録をしてお楽しみください。
それでは、早速行ってみましょう。
1曲目、ブライアン・イーノで「1/1」です。
彼の代表する名盤、「アンビエント1/ミュージック・フォー・エアポート」の1曲目に収められている、これぞアンビエントという曲ですね。癒し効果が高く聴いているだけで深い呼吸をしてしまうので、血の巡りが良くなりそうです。
2曲目、ザ・デッド・テキサンで「エジーナ・エアライン」です。
浮遊感が心地のいい一曲。この時間帯は基本アンビエントが合うのですが、それはマジックアワーという非現実感が強いからだと思います。
3曲目、ベン・ルーカス・ボイセンで「オンリー・イン・ザー・ダーク」です。
ドビュッシーのような印象を受けるこの曲。開ける前の闇の美しさを上手く表現している1曲だと思います。
4曲目、パン・アメリカンで「ライツ・オン・ウォーター」です。
音の持続性が、時の連続性を感じさせる曲で、この星が動いているのを僕は感じる曲です。
実際、「時間」という概念は人間が便宜上作ったものであり、時自体は連続して切れめなどないわけです。そんなことを感じさせてくれる一曲です。
5曲目、ウィリアム・バシンスキーで「メランコリアⅡ」です。
この曲を聴きながら瞑想をすると非常に脳が活性化されます。哲学的なことや雑念さえも無力化にしてしまうようなそんな曲です。
6曲目、坂本龍一で「NGO」です。
確かニューバランスのCMソングに起用されていたとおもいます。身体が徐々に活動的になる準備をするような気がする時間帯に持ってこいの曲です。
7曲目、ディ-フ・センターで「フィクション・ダウン」です。
ピアノのアコースティックさがありつつも、不思議なフローな感覚になる曲です。夢なのかはたまた現実なのか、そんな曖昧さを表現できる曲です。
8曲目、ヴァンゲリスで「ブレード・ランナー・ブルース」です。
シンセサイザーとエレピの音を上手い具合にブレンドさせている名曲です。季節によっては、この時間は空も明けてくるころ。現実感が徐々に表れてくる時間帯にお似合いの曲です。
9曲目、ブライアン・イーノで「アン・エンディング」です。
白けてきた朝の空を連想させる曲です。そこにはすでに夜中の余韻さえなく、神々しいくらいの澄んだ空気がみなぎっているようです。
10曲目、ジョン・ホプキンスで「アバンドン・ウィンドウ」です。
カーテンの隙間から差し込んでくる朝日を連想させます。その光と共に目覚めてしまうような、それでいて優しい音使いがこの時間のラストに相応しいのではないでしょうか。
はい、いかがだったでしょうか?
午前4時という間もなく訪れる朝日を前に静寂と空虚な時間であり、どこか非現実的な時間でもあるこの時間はまさにアンビエントな曲が似合う時間だったのではないでしょうか。この時間に起きていたらまどろみとリラックスがないまぜになっているのが心地よいと思います。
実際の楽曲は、音楽ストリーミングサービスSpotifyのリンクを下の概要欄に貼っておくのであなたのご意見ご感想を聞かせてください。
そして、あなたのチャンネル登録が私のモチベーションにつながりますので是非、チャンネル登録と高評価よろしくお願いします。
最後までご視聴いただきありがとうございました。
それでは次回の動画でまたお会いしましょう。(You Tubeの台本より。)