Cecil Taylor : Unit Structures | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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このプログラムは、我が家のライブラリーより順に一枚を抜き取って、好き勝手レビューするプログラムとなっております、異論、反論色々とあると思いますので、あなたのご意見ご感想をお待ちしております。また、お気に召しましたらチャンネル登録も是非お願い申し上げます。

 

さて、今日取り上げるのはコチラ。

 

Unit Structures

 

 

ブルーノートからリリースされているセシル・テイラーの名盤、「ユニット・ストラクチャー」です。

 

7人編成の演奏で、曲はすべてセシルのオリジナルになります。彼は「ヨーロッパ音楽のエネルギー、テクニックを吸収して、黒人音楽の伝統と混ぜ合わせて新しいエネルギーをつくりあげるのだ。昔から、ジャズはそうやって発展してきたのだし、僕のやっていることはとうにエリントンがやっていることとかわらない」と発言しているわけですが、聴いているこちら側は、エリントンのジャズとの乖離が大きくて聴いてるだけだと全くちんぷんかんぷんな難解なものでしょう。

しかし、よくよく聞いているとクラシックに通じるものがあるように感じるんですよね。そして、黒人音楽特有のグルーヴ。たしかに合わさるとこのような音になるのだなと思ってしまうわけです。

ただ、前に紹介した2枚よりより難解さが増しているため、いきなりこの作品からジャズに飛び込むのはおススメいたしません。

よほど、前衛的な音楽を探しているなら別ですが。

 

とはいえ、ものすごいパワーを持っている作品であることはまちがいないですし、ロックなど特にプログレにも影響を与えた作品ですのでいつかは聞いてみるとジャズの奥深さが解ると思います。

 

実際の楽曲が聴けるよう、ストリーミングサービスのSpotifyのリンクを下に添付しておくのでそちらからお楽しみください。

https://open.spotify.com/album/2GQNkSoyBPwTkpuzn8niec?si=pRTVwEQMSWOt2-SaC6CyIA

そして、ご感想・ご意見をお待ちしております。

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最後までご欄いただきありがとうございました。また、次回お会いしましょう。