AM11:00に合う曲たち Music Of The Day | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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どうも、おと虫です。

新型コロナウィルス関連による外出自粛要請がさらに延期されましたね。

早く収束するためにはやむを得ない対応だと天邪鬼のわたしでも思います。

 

不謹慎ではありますが、私の場合仕事柄、通常通り仕事に行かなければいけないので、逆に羨ましい気もします。

誤解無いように言っておきますと、『次の時代のための仕事』の準備に入っているので、少しの時間でもそちらに使いたいからなんですね。

しかし、多くの人はずっと家にいる生活はストレスがたまると思います。

時間の使い方として、おススメは映画や読書、料理やゲームと色々ありますが、その中でもライフスタイルに彩りを与えてくれる音楽を是非、この機会に深掘りしてはいかがでしょうか?

 

先日から始めた24時間を音楽で表現する「MUSIC OF THE DAY」ですが、実はセレクトするのは初めてではありません。今から20年ほど前に「MIX-CD」で作ったことがあります。

その際、周りの評判もよく、長年聴いてきましたが、さすがに経年劣化で傷だらけで聴けなくなってきたディスクも出てきたので心機一転、リストも変えて、更に他の人にも公開して共有しようと思い、Spotifyのプレイリストとしてリニューアルすることにしました。

 

第一回目の「AM8:00」から始まって、今回は「AM11:00」をお送りします。

 

皆さんにとって、「AM11:00」とはどういった時間でしょうか?

 

午前中最後の時間というある種、ほかの時間とは違ったニュアンスがあるのが「AM11:00」ではないかと、私的には思っています。

 

その辺のニュアンスがこのプレイリストで表現出来たらと思っています。

 

それでは早速はじめていきましょう。

 

1曲目、夏木マリで「いちばん好きなもの」です。

 

夏木マリ 印象派コレクション

 

90年代半ばにピチカートファイブの小西さんがプロデュースした連作があったんですが、その頃の代表する1曲です。フレンチ・ボッサ・テイストがこの時間帯にはここちよいですよね。

 

2曲目、ジョアン・ジルベルトで「Bim Bom」です。

 

ゲッツ/ジルベルト

 

コチラは本家ブラジルのボサノバの代表曲ですね。ラテンフレーヴァーも非常にこの時間帯に似合うサウンドですね。

 

3曲目、デオダートで「スカイスクレイパー」です。

 

ラプソディー・イン・ブルー

 

2曲目に続いてラテンフレーヴァーを選んでみました。この曲はドライブ感があり緩急をつけてみたくてチョイスしました。

 

4曲目、アース・ウィンド&ファイヤーで「オン・ユア・フェイス」です。

 

Spirit

 

R&Bですが、前曲からのラテンフレーヴァーを残しながら、少しポップさを出したくてこの爽やかなナンバーをチョイスしてみました。

 

5曲目、ギル・スコット・ヘロンの「グランマズ・ハンズ」です。

 

REFLECTION

 

70年代のハードボイルドな音の典型的な使い方ですが、メロディーのポップさと間奏のギターの音色が夜ではなく日中の爽やかさを演出してくれていると思います。振り幅の広い曲ですね。

 

6曲目、フランシス・ハーディーで「ラナ・ムール」です。

 

Best of Francoise Hardy

 

フレンチ・ポップスのミューズによる、グルーヴが心地よい一曲を選んでみました。イメージ的にトートバッグを持って、食材の買い物をしているイメージです。

 

7曲目、Zazで「ダンス・モン・パリス」です。

 

PARIS

 

先ほどよりよりポップで軽快なサウンドがより活動的でさわやかな印象を与えてくれます。

フレンチ・ポップスやラテン・フレーヴァーなグルーヴは本当にこの時間帯に彩りを与えてくれますね。

 

8曲目、アントニオ・カルロス・ジョビンで「デサフィナード」です。

 

Verve Jazz Masters 13 : Antonio Carlos Jobim

 

何度も言いますが、ボサノヴァとフレンチ・ポップスは相性がいいですよね。流れがスムーズでそれだけで心地よくなります。ゲッツのサックスがこの時間には少しくどい気がしますが。

 

9曲目、再びギル・スコット・ヘロンで「ファスト・レーン」です。

 

Moving Target by GIL SCOTT-HERON (2000-05-09)

 

ここで、差し色的にソウル色の強い曲を持ってきましたが、トロピカルなグルーヴがあるせいか、ラテンのノリで違和感は感じません。逆に締まってる感じが出ていいと思います。

10曲目、ドナルド・バードで「ホエア・ア・ウィー・ゴーイング」です。

 

Blackbyrd

 

こちらもラテンフレーヴァーを持っているのですんなりとこの時間に馴染んでますね。ドナルド・バードのトランペットも強く主張していないのが正解ですね。

 

11曲目、ローランド・カークで「スピリッツ・アップ・アボブ」です。

 

Volunteered Slavery

 

アシッド・ジャズムーブメントに多大な影響を与えたカークだけあって、11時台後半にこの曲は持ってこいではないでしょうか。様々なフレーヴァーを感じさせてくれる曲なので午後に向けての期待感も感じさせる一曲です。

 

11時台の締めの曲は、ニコラ・コンテで「ドゥ・ユー・フィール・ライク・アイ・フィール」です。

 

ラヴ&レヴォリューション

 

今迄のテイストを総括してくれていて、午後への活力を感じさせてくれる、おしゃれな曲です。

 

はい。というわけで「AM11:00に合う曲」を12曲ご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

 

共通したのがラテンフレーヴァーをもったグルーヴとフレンチ・ポップの可愛らしさみたいな部分がこの時間帯の肝だったのかなと感じます。

 

実際の楽曲はストリーミングサービス『Spotify』のプレイリストのリンクを下の概要欄に貼っておきますので、そちらからお聴きいただいて、ご感想をお聞かせください。

 

そして、気に入っていただけたら高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします。

 

それでは、次回の動画でまたお会いしましょう。