Bill Evans : At The Montreux Jazz Festival (Verv | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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音楽は『目に見えないインテリア』。
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どうも、おと虫です。

 

いつになったら新型コロナウィルスが落ち着くのか、本当に困ったものです。

まぁ、おかげで休みの日は出かけることがなくなったので、家でゆっくりと音楽鑑賞をしています。

皆さんも、素敵な音楽を聴いていますか?

 

今日はせめて、こんな時だからというのとたまたま紹介する順番が当たったということで、ライブ盤の名盤をご紹介したいと思います。

ライブにいけない代わりに、是非、こういう一枚で楽しまれてはいかがでしょう。

 

ご紹介するのはこちら。

 

ビル・エヴァンスの「アット・ザ・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル」です。

1968年のフェスティヴァルでのライヴ録音です。

 

50年以上の歴史を誇る、今やジャズ・フェスティヴァルの代名詞ともいえる「モントルー・ジャズ・フェスティヴァル」ですが、1967年に鳴り物入りで開催された第一回目は散々なものだったようです。3日間の開催で集客できたのはたったの1200人。

チャールズ・ロイド・グループのピアノで参加していたキース・ジャレットが「二度とくるか!」と激怒した話は有名です。事実、あれだけ、ヨーロッパで人気の高いキース・ジャレットが1985年のモントルーまで出演しなかったのはそういう理由があったわけです。

 

そこで、これでは毎年の開催が危ういと危惧されていたMJFを救ったのが、本日紹介する通称『お城のエヴァンス』なのです。

 

見ての通り、モントルーのシンボルであるレマン湖と、シヨン城の写真をジャケットに使い、優れた音質に卓越した演奏、それに沸く観客を見事に表現した作品で、その後さまざまなアーティストがMJF名称のアルバムを出しますがそのきっかけとなったのも本作の成功があったからと言われています。

 

そして、その救世主エヴァンスにとっても、本作は意味深い作品となるのです。

盟友であるベーシストのスコット・ラファロを1961年に亡くし、それ以降エヴァンスは迷走をしていました。そこへ、現れたのがエディ・ゴメスでした。それから、11年間ゴメスはエヴァンス・トリオのレギュラーベーシストを務めます。そして、そのゴメス時代の名盤と言われるのが本作なのです。

今日この中から紹介するのはゴメスと、ドラムのデ・ジョネットとの三位一体のインタープレイが素晴らしい『ナルディス』です。

 

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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では、また次回お会いしましょう。