どうも、おと虫です。
早いもので11月も半ばを過ぎ、今年も残り少なくなってきました。
そんな晩秋の最中に毎日『桜』を話題にしたニュースが世間を騒がしています。
安倍晋三内閣総理大臣主催による『桜を見る会』の問題です。
こういう、問題が起きますとなぜか大きなスキャンダルがマスコミに上がるのは今では誰もが知るところではないでしょうか。
今日、テレビを見ているとニュース速報が入りました。
「女優の沢尻エリカ逮捕。麻薬取締法違反」という内容です。
まず、思ったのは確かに関心を引く話題性のあるスキャンダルではあります。
しかし、ニュース速報という、本来ならば緊急性の高いものを報じるものにこのスキャンダルが該当するのかという違和感でした。
また、捕まった沢尻エリカさんは来年度のNHK大河ドラマの主演の女優さんです。
今回の『桜を見る会』の報道で、NHKは相当激しい追及をしていると聞いています。
これが単なる偶然ならばすごい確率だなと思うわけですが、万が一、誰かが恣意的にこのようなタイミングでスキャンダルを出すように指示をし、そして、以前からマークしていて泳がせていた容疑者を逮捕というような組織的な働きかけがあったのならば、この国の国民の様々な権利が脅かされていることにほかなりません。
本来、国は国民の安寧な暮らしのためにあるべきものですが、どの時代もそれは建前である割合が高いのですが、世の中の動向がおかしな方向に向かい始めるとより、その建前の比率は低くなり、むしろ国民にとってマイナスに働くことが増えてきます。
国民がその様なときに防衛策として持っておかなければいけない意識というのは、「様々なことに関心を持つ」ということです。
上辺だけの耳障りの言いトピックスだけに関心を持つのではなく、様々な問題の本質がなんなのか。なぜ、この問題が今起こっているのか、そこを掘り起こしていくということが重要なのではないのではないでしょうか。