【Jazz入門】Art Blakey:A Night At Birdland 【名盤】 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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バードランドの夜 Vol. 1 +2 [ アート・ブレイキー ]
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どうも、おと虫です。
ご覧いただきありがとうございます。

『きょうの一枚、そのなかの一曲』、本日取り上げるのはコチラ。

ジャズ・ドラムのカリスマ、アート・ブレイキーの「ア・ナイト・アット・バードランド Vol.1」です。
ハード・バップの誕生を記録するアルバムとして未だに輝き続ける作品です。
vol.1とvol.2とありますが、度重なる引っ越しでVol.2を失くしてしまいました。


このライブをきっかけに、バードランドはモダン・ジャズのメッカとなり、その名を世界中に知られるようになっていきます。
このアルバムは歴史的に重要性を帯びた名盤であるとともに、若手ミュージシャン達の熱気あふれるスリリングなプレイが楽しめます。
トランペットのクリフォード・ブラウン、アルトサックスのルー・ドナルドソン、ピアノのホレス・シルバーの競い合うような掛け合いはこの当時ならではのもの。
そして、そこをうまくリードしつつも、まとめているのがブレイキーのドラムです。若手に「ほら、もっとやれ!」と言わんばかりにエネルギッシュなドラミングをしています。ほんと、この手のドラムに関してはブレイキーは唯一無二の存在。音楽の楽しさと言うものを感じさせてくれるアーティストで本物のエンターテナーです。

ジャズを聴きたいけど、なんか難しそうとか、敷居が高いと思っている人なんかは、本作はおすすめですよ。

ライブ盤で、会場の盛り上がりも伝わるし、メンバーが一流ぞろいなので聞いてて楽しい。ジャズの面白いのはリーダーが必ずしも主役ではないというところ、一緒にプレイしているミュージシャンの演奏の方がいいという場合もあるんです。そこから、そのミュージシャンのリーダ作を掘っていくと、どんどん広がっていく。特にブレイキーのバンドは劇団みたいなものなので、聞く人によって好きなプレイヤーが違うと思います。僕の友人はアルトサックスのルー・ドナルドソンの音色に癒されるというし、僕なんかは天才クリフォード・ブラウンの溌剌としたやんちゃなプレイが好きだし。ほんと、人それぞれ。ぜひ、楽しんでほしいですね。

さて、きょうの一曲ですが、6曲目に収録されている「メイラー」です。プレイヤー全体のまとまりがありさらにそれぞれの個性がまんべんなく楽しめる一曲です。


最後までご覧いただきありがとうございました。
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それでは、次回またお会いしましょう。