【良質音楽】VODKA COLLINS:『Chemical Reaction』【音楽入門】 | ongaku:キョウノイチマイby『飄逸庵』

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音楽は『目に見えないインテリア』。
音楽は『耳から入れる薬」。
音楽マイスター「おと虫」の、音楽処方箋。
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音楽療法と心理学をブレンドしてあなたの心の浄化をサポートします。

 

伝説の日米混合グラム・ロックバンド「ウォッカ・コリンズ」。
1971年にドラムの大口広司を中心に、元Arrows(『I Love Rock'n Roll』のヒット曲が有名)のメンバーでジャズ・シンガーのヘレン・メリルを母に持つアラン・メリル、かまやつひろし、横内タケ(元ハイソサエティ)という、なんとも豪華なメンバーで代表曲『オートマチック・パイロット』を始め、日本のバンドとは思えないサウンドが魅力的なグループ。
先述した『オートマチック・パイロット』はグリッター・サウンドを見事に使いまるでT.Rexを彷彿させる名曲だ。
 
今作は1996年に再結成し、ベースの横内の代わりに加部正義を加入し彼等の代表曲をリテイクしたアルバム。
 
通常、リテイクすると野暮ったくなるグループが多いが、録音状態を除けば初期と遜色の無いカッコイイアルバムになっている。
 
昨年(今年か?)、ムッシュが亡くなり'09年に大口が先に死去し、本当に伝説のバンドになってしまった。
 
しかし、音楽の良いところは曲は残るし、色褪せることは無い。
 
本作と初期作品を是非聴き比べてほしい。