随分ご無沙汰な投稿になってしまった。
気が付けば梅雨入りしているではないか。
しかも、台風が2つ目が向かってきている。
早すぎるではないか。
今日は雨模様で少し肌寒い。
ガレージの模様替えをして、今この記事を書いている。
そのお供がこの一枚だ。
夭折の天才ピアニスト、バド・パウエル渾身の名盤『ジャズ・ジャイアント』である。
ジャズの歴史の中で、パウエルくらい大きな影響力を持ったピアニストも珍しい。
これほど独自のスタイルを作り上げたパウエルの天才を余すところなく伝えた名演が本作である。
驚くべきスピードと迫力の①『テンパス・フュジット』、スローナンバーの名品④『アイル・キープ・ラヴィング・ユー』など、どれをとっても、超一級の出来である。