9月10日火曜日 3週間振りに金沢八景荒川屋さんから一日シロギス船です。

小潮で、朝9:30頃に下げの潮止まり、後は午後までダラダラと上げる潮周りです。

風は東っ気から徐々に南に振れますが、余り強くは吹かない予報です。

さて今日はどこに座ろうかな?と思ったのですが、今日は名人クラスの2本竿の使い手であるTさんが来られているので、迷わず反対側の左ドモを選びました。

毎回ご一緒する度に、色々為になるお話を聞けて、今日も楽しい釣りになりそうです。

今日の船長はミくん、「今年好調の東側の浅場ですが、相変わらず魚は多いものの、サバフグの攻撃が半端なく凄いので、今日は中ノ瀬を探索を兼ねて色々廻って見ます」とのこと。

シャローの攻撃的な釣りから、17・8m中心のオーソドックスなスタイルに切り替えが必要になりそうですネ。

定刻の8時、12名の釣り人を乗せて河岸払い、一路中ノ瀬を目指します。

 20分程走った最初のポイントは、中ノ瀬の南西側水深18mの台地のハズレのような場所でしょうか?風は2mくらいの東寄りの微風です。

15号錘をセットした60・30cmの振り分け天秤仕掛けでスタートします。

とりあえず第一投、いやぁ底に着く迄が長い長い、ほんの数秒ほどの違いなのですが、とても長く感じます(笑。

底潮の流れもそこそこあり、仕掛けが右手斜め前船首方向に流れます。

先ずは仕掛けを落ち着けて、誘いを入れたいのですが、イヤイヤ手が合いません。

誘って寄りを待ちたいのですが、とにかくタイミングが早い(後で気がつくのですがネ)

多分、魚は普通の活性なのに、 20分位でしょうか?自分だけ全く釣れません。(正確には

アタリに慌ててのかけ損ない、かけて2〜3m巻いての巻きバラシなど頻発・・・本当に情けないです)

ここで早くも置き竿をセットします。(本当に堪え性の無い爺ちゃんです)

こちらも手持ちと同じ天秤仕掛けです。

何と、舟下トントンにセットした置き竿にいきなりヒット、18cm級がファーストヒットしました。(何やってるのだか?)

普通に釣れよと言い聞かせながら釣っていると、錘を持ち上げた時に出た微妙なアタリが合い、やっと本当の?一匹目です。これが23cm超の丸々太った雌です。

何とかバタバタしながらツ抜けしたのが10時前、何とも穴があったら入りたい気持ちです。

何ヶ所も廻り直してくれるのですが、そんなに魚影が濃い感じもなく、釣れれば良型と言った釣りで、昼前には25匹、この時期にこの最低の釣果を記録するとは・・・。

爺ちゃんだけがダメなのか?と思ったのですが、そこでTさんの一言が・・船長も探してくれているのだから、目標50でも頑張りましょう!と、後30ですが、やる気が出ました。

上潮と南風がマッチした午後の場所で、急に活性が上がった気がしました。

もしかしたら集中力が戻ったのかもしれませんが、錘を止めトントン気味のシェイク、そして聞き上げ気味の誘いにアタリが集中し、終わってみれば48匹と次頭、まぁ悪いなりの釣果でした。

型は全般に良型揃い、23cm超えが丁度10匹とピンも混じらず、心地よい引きが楽しめた一日と言っておきましょう(笑)

竿頭はTさん、58匹とこのコンディションではさすがです。

どんなコンディションでもアジャスト出来る心の強さと、引き出しの多さが問われる釣行でした。