今日の「名作映画切り抜き」は…
スカーフェイス
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 アル・パチーノ 他
1983年公開のアメリカのギャング映画な
これもまた、子供の頃に観て「トラウマ」になった迫力の名場面ですわ
で、これは「のしあがり系ギャング映画」の金字塔の一本なので、まだご覧になられたことのない方は、この先の動画リンクには触れずに、じっくりと本編の鑑賞をお勧めいたします
…ってことで
これもまた、脳髄に焼き付く「壮絶ラストシーン」のギャング映画でありますな
たぶん、映画史上、もっとも主人公が撃ちまくるラストシーンかと存じます
さらに、撃たれまくります
お、2パターンあるな
吹き替え版
オリジナル版
やっぱりオリジナルがよいな
まぁ、デ・パルマ監督、酷い殺し方するよなぁ〜
精神がまいるな
ドラッグを死ぬほどやりまくり、問答無用で暗殺もしまくってきたギャングですが、ある仕事を引き受けるも、「子供が巻き添え」になりそうだったために、その好機を見送るわけ
で、ややあって、「狙う側」から「狙われる側」に陥り、一緒に這い上がってきた弟分を勢い余って殺してしまい、「どん底」に飲み込まれた時、軍隊並みの暗殺集団を送り込まれて…と
いやいやいや
「悪夢」
なるラストシーンですな
ハッキリ言って、観るのは「苦痛」です
が、なんだかんだで、脳髄に「深く」刻まれてしまっている場面なんですわな
しかしながら
撃たれまくり度数でいえば、アメリカン・ニューシネマの傑作「俺たちに明日はない」がその上を行くかとは思いますが、もう、この領域になるとそんなことはどうでもよくなりますかな⁇
1967年公開のアメリカ映画な
これ、銃撃が始まる瞬間のボニーとクライドの「目線」の交錯が堪らないんだよなぁ
「死の瞬間」を直感して、互いを見つめ、「愛」を確かめるわけだけど、それは無慈悲の極みなる数千発の弾丸が粉砕しちゃうわけだ
僕は「2人の気持ち」は重なったまま逝った…と観たけど、どうなのかなぁ⁇
まぁ、「撃たれ方」というか、「殺され方」の意味は、また、その「余韻」もまるで違うのですが、その共通点は…
「これでもか、と撃たれまくる」
ということな
「はぁ〜」
ため息が漏れます
見直すたびに、「はぁ〜」と深いため息がでますわ
なんなんでしょうか⁇
この、圧倒的なる「虚脱感」は…⁇
ある種の「儚さ」と「諸行無常」でしょうか…⁇
だもんで
あんまり観ないようにしてますが、どういうわけか、数年に一度は観てしまいますな
さて、みなさま
僕の憂鬱にお付き合いしていただき、申し訳ございませんでした
(^◇^;)
御愛読感謝