今日はど素人の僕が『スティーヴン・フルトン』の気持ちになりまして…
モンスターこと井上尚弥選手に挑む…という妄想を、恥も外分もなく披露したいと思います
で、そんな「妄想」のキッカケを与えていただいた記事ありました
この時事通信社の「フルトン×井上尚弥」の戦前評論記事ですが、かなり簡潔にしてわかりやすかったので貼りますな
> 世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)スーパーバンタム級タイトルマッチは25日、東京・有明アリーナで行われ、両団体で1位の井上尚弥(大橋)が、統一王者のスティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。
両者のサイズは、井上尚が身長165センチ、リーチ171センチ。1階級上のフェザー級への転向を見据えるフルトンは身長169センチ、リーチ179センチ。体格差から生じるフルトンとの距離感を、攻防の中でいかに把握できるかがポイントとなりそうだ。
87.5%のKO率が示す通り、破壊力は井上尚が上だろう。バンタム級では世界主要4団体の王者をいずれもKOで破って王座を統一。階級を上げれば対戦相手の体格が大きくなるため、一般的にはパンチの威力が相対的に落ちることが懸念されるが、井上尚は「一発が当たれば試合が終わるという自信を持って練習してきている。間違いなく終わる」と確信を込める。鋭く距離を詰め、持ち前の強打を浴びせる場面を多くつくれば勝利に近づく。
一方、フルトンはスピードがあり、バックステップやクリンチも巧みな守備にたけた王者。「ボクシングIQ(知能指数)」が高いと評価されている。「俺は作戦を立てるのがうまい。戦略的にやる」と語っており、体格差をどう生かすか。
接近戦もそつなくこなすが、パワーのある井上尚相手では大きなリスクも伴う。長い腕を使って距離を保ちながら、ポイントを効果的に重ねる得意の展開に持ち込めば、井上尚は苦しくなる。
…っとある
これが、たぶん、まさに文字通りの「一般的な噛み合わせのイメージ」だよな
フルトンが接近戦のリスクを負わず、距離をとってポイント獲得に重きを置き、モンスターが距離をいかに潰して強打を叩き込んでダメージを与えてゆくか…⁇
しかし、自称「頭脳派」のフルトンですが、果たして、そこまで露骨に打ち合いを避けるのか⁇
だって、チャンピオンとして防衛を果たすには、さすがに中距離射撃とバックステップとクリンチだけってわけにはいかない
まるで一瞬にして「空間」が消えてしまったかのように距離を踏み越え、その爆発的強打を叩き込むモンスターに勝つには、「受け」が強すぎてもダメだと計算してるはず、と考えられる
つまり、「攻撃こそ防御」を意識して戦わないと、それこそジリ貧になる…と
そのプレッシャーに「恐怖」して、腰が引けて押され続けたら、やがて、確実に捕まる、と
きっと、倒される、という最悪なる予想図を描いているはず
いくらフルトンが賢くて巧妙にして懐深い…とはいえ、とはいえ…である
モンスターが最も苦戦した一戦はノニト・ドネア1でありますが、しかし、フルトンとドネアとはタイプがかなり違う
ドネアは打ち合いを辞さないカウンターパンチャー型
当たれば一撃で倒せる…が、被弾もかなりある
で、僕が思い出すのは、2019年にIBF世界バンタム級チャンピオンとしてモンスターと戦ったエマニュエル・ロドリゲスであります
ロドリゲスは正統派ボクサーファイター型で、ドネアよりも距離感はさらに繊細な印象あるかと
まぁ、フルトンのような完全なるボクサー型ではないけど、ドネアよりもフルトンに近い
で、思い起こす
ロドリゲスは結果として序盤に倒されてしまいましたが、しかし、その立ち上がりからかなり「攻めた」よなぁ、と
危険な距離でも、カウンターを狙った勇気は凄かったなぁ
「倒すか倒されるか」
を実践して、かなり強気に行った
確か、モンスターもその立ち上がりのロドリゲスの積極性には「おっ」と感じた、とインタビューに答えていた記憶あります
結果的には派手に倒されましたが、しかし、その「刃」は、R1においては、かなりモンスターに肉薄していた…と
先に決定的なる強打を当てたモンスターが凄いのはもちろんですが、はたと考えてみる
仮にモンスターの決定打が序盤に当たらなかったら、どうなっていたか…⁇ と
「たら・れば」で申し訳ないのですが、あの最初のダウンシーンが訪れるまではかなり「互角」なる鍔迫り合いが展開されていた…と
ただ、ロドリゲスからしたら、「のるかそるか」に近いほどの攻めを貫かなければ「勝てない」との決意があった…と
改めて、あんなロドリゲスのような「攻めの姿勢」なくしてモンスター攻略は不可能…だと僕は感じた次第です
フルトンもそこは果てなく自己問答しているのではないか…⁇
フルトンが「勝って防衛」を果たすには、「倒すほどの気概」なくして、あり得ない
しかし、モンスターの攻略に、真っ向からの打ち合いはもちろん最悪の戦術であります
すなわち
かなり「押しの強い攻めのアウトボクシング」の完遂こそがフルトン最大の勝機かと
最低、半分の時間帯は押し戻すほどの「下がりきらないアウトボクシング」を貫く
言い方を変えれば
「モンスター×ロドリゲスのR1をずーっと体現し続ける」
にある、と
モンスターと4団体バンタム級王座統一戦を戦ったWBOチャンピオンだったポール・バトラーは「倒されないボクシング」に終始して諦めながら戦っていたように見えたが…
しかし、フルトンが「勝って防衛」を果たすには、あんな展開、すなわち「倒されない戦い方」は無意味
これ、つまり
「破格の超恐怖との戦い」ってことだな、と想像する
モンスターの「異次元の破壊力」の間隙を、いかに「逃げずに攻める」か…⁇
改めて、フルトンの気持ちになって考える
必要なのは『勇気』だ
12R 36分間、「落ちたら即死」の綱渡りをし続けられる『鋼鉄の精神力』だ
打たせずに打つ…の「一歩先」の、明確に「当て続ける」の完走
いやぁ
難しい…っていうか、そんなの無理⁇
けど、僕にはフルトンの「勝ち筋」はそこにしか見出せない
神技的カウンターが一発が入れば話は別ですが…
で、最後に僕のズバリ戦前予想は…
モンスターの中盤KO勝ち
強烈なるボディ打ちでダメージを蓄積させ、フルトンの足を封じ、最後は畳み掛ける…と
フルトンはモンスターのボディ打ちに悶絶する…と予想しますわ
世界的にも識者や有名ボクサーたちのモンスター有利の声が多いようではありますが、果たして…⁇
どうか、両者が万全の準備を果たせますように…と、日々祈っております
あぁ
迫ってきたわ、きた、きた‼︎
あ〜
ど素人のたわ言にお付き合いくださりありがとうございました
「フルトンのお気持ち妄想」楽しかったぁ〜❤︎
御愛読感謝