2023 5 21 アメリカ ラスベガスMGMグランドアリーナ
あ〜っ‼︎
ついに来ましたな
無敗の前WBO世界フライ級チャンピオン中谷潤人選手が、井岡一翔選手返上のスーパーフライ級タイトルに挑む一戦…
WBO世界スーパーフライ級王座決定戦
1位 中谷潤人 24W18KO
×
2位 アンドリュー・マロニー 25W16KO2L1NC
戦前予想はかなり中谷選手優位みたいですな
長身痩躯の長い手足に攻撃特化の物怖じなしのファイトスタイル
近づいてよし、離れてよしの万能型の「底なしサウスポー」が僕の中谷選手の印象である
対するモロニーは井上尚弥選手と戦って敗れるも最近WBO世界バンタム級チャンピオンに輝いたジェイソン・モロニーの双子の弟
さらに、元WBA世界スーパーフライ級チャンピオンの肩書きも持つ正統派ボクサーファイター
で、井岡選手と因縁あるジョシュア・フランコとの対戦が3度にして2敗1ノーコンテスト
際どい判定や序盤偶然バッティングの微妙に泣いた…が、チャンス到来
が、申し訳ないけど、相手が悪いでしょう
「ネクスト・モンスター」の異名をとる中谷選手はヤバイですわ
あのさ
中谷選手、フライ級タイトル返上後のスーパーフライ級世界前哨戦がまた凄かったなぁ
元世界チャンピオンのフランシスコ・ロドリゲス・ジュニアが強かったのよ
あの井岡選手も苦しめたロドリゲスとの真っ向勝負は痺れましたわ
逃げない、下がらない、「倒す」にこだわる
さぁ、僕の予想は中谷選手の中盤KO勝ち…ですが、果たして⁈
1R 中谷サウスポー マロニーは右構え テンポよく飛び込むマロニーに左カウンター 中谷10-9
2R 中谷至近距離から左右アッパー連打 マロニーが堪らずダウン 再開 マロニーは怯まない マロニー右目カット 中谷10-8
3R 偶然のバッティング 中谷の額が切れた かなりの出血 が、中谷は冷静 マロニーは一発狙ってぐいぐいくる 中谷がカウンター的確 中谷10-9
4R 回線が乱れる ん〜⁇ たぶん、中谷10-9
5R マロニーはラフに攻めてくる 気が強い が、中谷の右アッパー連打によろめく さらに中谷の長い左がかすめる 惜しい‼︎ 中谷10-9
6R マロニーのカウンターが際どい 中谷、油断はなかろうが危険だ マロニーが攻め抜いたか マロニー10-9
7R 中谷が長いジャブを多用 が、マロニーは止まらない 中谷、アッパー痛打 乱戦模様 いやぁ クリーンヒットは中谷かなぁ⁇ 中谷10-9
8R 中谷の長い左カウンター当たる が、マロニーは怯まない アッパーも当たる が、決定打にはならない マロニー根性やばいなぁ 中谷10-9
9R マロニーの闘魂が凄まじい が、中谷のアッパーに退がる どうだ⁇ いや、まだまだマロニーは燃えてる 中谷10-9
10R 中谷の手数と有効打が優る さすがにマロニーも疲れたか 中谷10-9
11R 中盤、マロニーのガッツが中谷を押し込みかけたが、中谷は主導権渡さなかった 中谷の左ストレート炸裂‼︎ マロニーが尻餅 ダウン‼︎ マロニー、立ち上がる 根性すごい 中谷が猛追‼︎ マロニー、生き残った 中谷10-8
12R 必死のマロニーの死角から…
ガキッ‼︎
バタッ
レフェリーはノーカウントで試合ストップ‼︎
あぁ〜
マロニー、危険な倒れ方だったなぁ
鳥肌もの…の、まさに、「戦慄のKO」による王座戴冠
ダイジェスト来ましたな
勝者、WBO世界スーパーフライ級新チャンピオン、中谷潤人〜っ‼︎ 無敗の2階級制覇達成‼︎
いやぁ
痺れましたわ
マロニーの頑張りに、ちょっと涙こぼれましたわ
中谷選手のキレキレのパンチをあれだけ浴びながら、しかし、怯まず、下がらず、戦い抜いた
まさに
ネヴァー・ギヴ・アップ…の体現しましたわ
泣けた…
しかし
中谷潤人はヤバイわ
若干の危険な被弾もあった…が、KOを狙えばこそ…かなぁ
で、気が強い
「千手観音打法」
ですわ
上から下から、さらに、とどめは「死角」からの無慈悲の一撃ですわ
ちょっと異次元なる強さ…を見せつくてくれましたわ
なんたる有望…でありますな
ん〜
よかったなぁ
重ねて言いますが
マロニーの闘魂、素晴らしかった
ゆっくり休んでください
僕もエネルギー使い切りましたわ
で、次の世界的大注目の一戦ですが…
4団統一体世界ライト級タイトルマッチ
デビン・ヘイニー 29W15KO
×
ワシル・ロマチェンコ 17W11KO2L
…ちょっと、力を抜いて観戦させてください
^_^
テクニシャンのロマチェンコが体躯の不利を覆すにはなかなか至らないか
ヘイニーのズシンと重い一撃がことあるごとに印象的か
情緒的にはロマチェンコ応援なんだけど、ヘイニーのカウンターとボディ打ちが的確か
会場「ロマ、ロマ、ロマ‼︎」コールが巻き起こる
ジョー小泉さんと村田諒太さんの解説採点も割れてるなぁ
確かに、「明確」さがそれぞれ足りないのは確かか
際どい拮抗戦…からの、11Rのロマチェンコの猛アタックが熱い
採点わからない
最終ラウンドもKOシーンは訪れず…
さぁ
公式の採点は…
116-112 115-113×2
勝者、4団体世界ライト級統一チャンピオン、デビン・ヘイニー〜‼︎
僅差だったなぁ
いやぁ
ロマチェンコ、残念…
ロマチェンコ、天を仰いだ…
敗れるも、しかし、会場はロマチェンコひいきだったし、採点結果に微妙な反応…でしたなぁ
試合後のインタビュー
アナウンサー「ロマ、今後は階級含めてどうする⁇」
ロマチェンコ「まずは母国に帰って支援したい」
…うむ、うむ
まだ戦ってくれそうな感じでしたなぁ
ただ
僕の中では…
デーヴィス=シャクール > ヘイニー
かなぁ〜と
どう⁇
御愛読感謝