ふいに観たくなったのは、いつかのWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
チャンピオン マヤル・モンシプール
×
挑戦者 仲里繁
日本選手による、伝説的なる玉砕の中でも、個人的には群を抜いて胸が張り裂けるほどの切なさと感動をいただいたタイトルマッチの一つであります
以前にも何度か取り上げさせていただいてますが、当時の専門誌の記事に、6ラウンドまでに倒すか倒されるかの勝負を賭ける、という作戦だった、とありました
仲里繁さんと言えば、時のWBCチャンピオンであったオスカー・ラリオスとの2度にわたる激闘も伝説的なタイトルマッチでありますが、この敵地フランスの地に乗り込んだ戦いは、日本ボクシング史において、鈍くじわじわと輝き続ける味わい深過ぎる珠玉の一戦だと思います
さて、ただ、倒す、とにかく、6ラウンドまでにぶっ倒す…という戦術、つまり、特攻作戦でありますが、仲里さんの、その、鬼の如き攻め、燃え盛る猛進は幾度観ても魂が震えます
そして、そんな挑戦者の人生と生き様を真っ向勝負で受け止めたチャンピオンのモンシプールもまたあっぱれでありました
モンシプールは攻撃特化型の、激闘型のチャンピオンでありました
まさに、文字通りの どつき合い となったタイトルマッチは、闘志と根性の削り合いとなりました
さて、ぜひ、貼り付けさせていただいた YouTube をご覧いただきたく存じます
永遠なる名勝負…をご堪能ください
引退後の仲里さんに握手していただいたことあるのですが、本当に感動したなぁ〜
文字通りの、命を賭しての戦い…とは、まさに、こういうタイトルマッチのことだと思います
熱い、熱すぎる
携帯更新