先日。
熱海での余興の仕事。
とある会社の社員旅行、その宴席に呼んで頂いた。
高級旅館の大広間で、漫才をやる。
ちなみに、我々は、"サプライズゲスト"。
数人の幹事の社員を除き、我々の来訪を知る者はいない。
出番の直前、舞台袖にて、
「ちょっとちょっと、僕達のことを忘れてませんかーーー!?」
件の社員に、
「絶対盛り上がりますから!」
と、執拗に頼みこまれた小芝居。
それを、マイクに向かって演じると、出囃子が鳴り、僕達は酒席へと飛び出していく。
「おおーー!すげーーー!!」
ほとんどのお客は、思惑通り、どよめき、喜んでくれている様子。
有難い。
勿論、小芝居の効果では全くないが。
しかし、中には、
「・・・・」
全く、"サプライズ"しないものも数名。
とてつもない"胆力"の持ち主。
この会社の発展を支えているのは、彼らに違いない。
帰路。
新幹線の駅から、"一発"だけ垣間見えた花火↓