小学生の頃、僕を含む周囲の子供達より、勉強を先取りしているクラスメートが数人いた。
まだ習っていない分数、難しい掛け算。
常に一年、二年先を行く、その一団。
「公文」に通う子供達である。
彼らの得意満面な雰囲気。
僕はそれに、辟易としており、自然「公文」というものに否定的な感情を持っていた。
「いずれ習うのに・・・」
「その前倒し、意味ある?」
そういった教室に通わせて貰えない、自分の家庭環境に引け目があったのかもしれぬ。
そんな僕の娘が今、「公文」に通っている。
今は、「KUMON」か。
彼女は、ただ今、四歳↓
…ただの親バカか。