タンチョウヅルです。アスパラガスを送ってくれたカオルさんの家の前に舞い降りたんだって、写真を送ってくれました。カオルさんの家は、北海道上川郡の東神楽町、旭川市の隣町です。明治時代には「絶滅」したと考えられた鳥です。大正時代に釧路湿原で十数羽が見つかり保護活動が始まったんですよね。

 
カオルさんの便りだと、この二羽のタンチョウはカップルだそうです。現在世界で3000羽ほどのタンチョウの生息が確認されているそうです。そして、その約半分は北海道で暮らしているんです。そいで、昨日の記事を読んで、「センゼエは伊藤さんの村ことばにあります」って知らせてくれました。カオルさん、タンチョウヅルの写真とアドバイスありがとうございました。タンチョウヅルのことは日本野鳥の会のこちらをご覧ください。

 「伊藤さんの村ことば」はこの本、「マックラサンベ 私の方言 村ことば」(川島書店2000年刊)です。でも、どのあたりにセンゼエが出てきたのか記憶がなく、結局最初から目を通して探していったら、メッカリました。


『花草の唄・木や竹』の章に「センゼエ」は登場してきていました。伊藤信吉さんは、「センゼエ」⇒「前裁(ゼンサイ)」=「青物・野菜」とされています。そして、自家用の野菜を類を栽培する場所を「センゼエバ」と呼んでいたって書いておられます。カオルさんは、伊藤さんの従って、「センゼエで採ったアスパラガス」って書き送ってくれたんです。

 <伊藤信吉さんのマックラサンベ収録されていることばはさ、伊藤信吉さん自身の記憶と、伊藤さんと同じ時期に元総社村で少年期を過ごされた皆さんからの聞き取りによって集められ、分析された村のことばなんだいね、1910年ころの村の暮らしの中で生きていたことばなんだよ。ヒゲの文献学的解釈と異なっていて当然なんだいね…>。マックラサンベに目を通していたら、隣にいたCOCOが、こんなこと言いました。

 

  留守番の朝は忙しいです。カーテンを開き窓を開け、ストレッチをしてから、口を漱ぎ洗顔し着替えをして、洗濯をして家事室に干します。その間にCOCOのトイレの掃除もして、新聞を取り込み、玄関先の鉢にしっかり水遣りをします。ここまですませて、一杯分のコーヒーを淹れて飲みました。

 それからブログをアップして、FBにコメントを入れて、メールをチェックして、COCOに朝食を出してやって、それから自分の朝食、十六穀米の湯漬けと漬物と常備菜です。6時前に起床して、朝食を食べ終えたのは8時半に近かったです。


その頃、COCOは二階のベットの上で長くなって昼寝を始めていました。昨日は、午後の4時までずっと二階で昼寝三昧だったようえす。猫は留守番に不向きな動物です。

 


朝食休憩の後、上泉町まで出かけました。上泉田んぼはまだ田植えは始まっていませんでしたが、もう水が張られ、代かきを終えている田んぼもありました。大麦の収穫が終えた田んぼは稲の田植えに向けて忙しです。


小麦の収穫はこれからです。麦秋から田植えに、前橋の郊外は目まぐるしく風景を変えて行きます。

 


帰りに、桃ノ木川の堤防に登って赤城山を眺めました。夏姿の赤城山です。気温がぐんぐん上がってきているのを感じていました。


桃ノ木川の流れと、上流に見える榛名山です。土曜日なのですが、サイクリングロードで散歩やジョギングをしている人の姿はほとんどありませんでした。みんな気温の上昇に恐れをなしたのかもしれません。私も昨日は早々と川を離れました。

 

 
昼食は、呑竜仲店のヤギカフェで、「前橋ポエトリーフェスティバル2023」特別メニューをいただきました。「THE BLUE CAT」なるカードまで添えられて、ブルーな装備が充実していました。おいしかったです。


昨日の前橋の最高気温は30℃、年寄りには無理をしてはいけない気温となりました。食事を終えると脇目も振らずに家に戻りました。

 

 COCOは昼寝を続けていました。私は、カオルさんのメールを読んで、「マックラサンベ」に目を通して「センゼエ」探しをしていました。久しぶりに読み返して、いいなって、素直に嬉しくなりました。

 4時近くなると、COCOは起き出しておやつの請求をはじめます。しっかり声に出して<早くしろ、おやつの時間だ!>って吠えます。

 COCOにだけおやつというのは情けないので、私もおやつにしました。ヤギカフェで買って来た、前橋ポエトリーふぇすちばる記念菓子「BLUE POEFESCUNE」です。ちゃんとしたおいしいスコーン、一個200円でした。

 

 
夕食はうどんを茹でました。汁は摺った黒胡麻少し味噌と胡麻油と食酢を加え、麺つゆでのばした濃厚なゴマダレにしました。「コ」は、アスパラガス、玉子焼き、焼きベーコン、キュウリ、青じそです。そうそう、伊藤信吉さんの「マックラサンベ」に「コ」のことも出て来てましたんで紹介します。

「うどんに添えるコは、季節にしたがっていて、夏場ならば茗荷、紫蘇、いんげん、茄子など。それに玉子焼き、あぶらあげ(薄揚げ)、干ぴょうなどは格別、上等というべきもの。
コは何に由来する語なのだろう。『広辞苑』のコ中に汁の実、薬味があげてあり、『全国方言辞典』に「こ、雑煮に入れる種々の物。仙台(浜萩)」の記述がある。そのへんにつながるだろう、」(「聖家族の温かい夕食」の章 101ページより抜粋)

今朝は5時前にCOCOに起こされちまいました。常備菜仕込みながらのブログアップです。今日はユキ子さんが帰ってきます。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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