
茂木町(旧大胡町茂木)から眺めた春の赤城山です。赤城山の山麓台地の標高170mほどのところです。のどかな春の赤城山です。朝のニュースで大江健三郎さんが亡くなっておられたことを知りました。「奇妙な仕事」を読んで強い衝撃を覚えたのは私が何歳の時だったかな、思い出せませんでした。ただ、衝撃の記憶だけでした。

こちらは、山麓台地のとばっ口、江木町から荻窪町へ入るあたりの標高130mほどの道端から眺めた赤城山です。昨日は茂木町の洋菓子店ペッシェミニョンまで焼き菓子を買いに自転車を走らせました。わが家からは標高差で70mほどの坂登りです。

出掛ける前に常備菜づくりをしました。芽ヒジキ、炒った削り節、ジャコ、舞茸、刻み海苔、刻みクルミ、サバ缶、フキノトウ、焼きグルミ、炒った油揚げなんかを用意しました。COCOはお天道さんと幸せな時を過ごしてました。


作ったのは四品、舞茸と油揚げのきんぴら、クルミちりめん、宇和島麦味噌を使ったフキ味噌、芽ヒジキとサバ缶の錦松梅風ふりかけです。これでしばらくおいしく朝飯が食えます。
粗熱が取れるまでお茶して休憩、保存容器に詰めて作業完了です。右側のはユキ子さんの両親へのお届け分です。支度をして家を出発したのが11時ころでした。

幹線道路でなく、少し遠回りですが集落道を辿って赤城山の山麓台地をのぼって行きました。走っていてまず目につくのは真っ白なモクレンの花でした。

狭い集落道の道端の満開のモクレン、その下に黄色い花が見えました。ミツマタの花です。こちらも満開でした。

ペッシェミニョンです。庭にはローズマリーの花が咲いていました。焼き菓子のおいしい店を探していたら知人が教えてくれたんです。小さな洋菓子店なのですが17種類の焼き菓子を用意してくれています。10個ほど買い込んでザックに収めて、赤城山を眺めにもう少し上りました。

帰りは下り坂、楽ちんして降りてきました。山麓台地でも、もうサンシュユが咲き、早咲きの桜も見られます。春の到来は前橋のまち中とほとんど違わないみたいです。

道端の作付けを休んでいる畑がナズナに占拠されていました。凄いですね、一面のぺんぺん草です。

家に戻って買って来た焼き菓子をおろしてから青井食堂へ昼食に出かけました。わが家の植木鉢でも芽吹きが始まっています。お向かいの石原総合歯科の院長さんの植木鉢ではアーモンドの花が咲き始めていました。
青井食堂のお客さんの足元です。なんと、もう半ズボン、聞けば大学生とのこと、若い人は春を越して初夏のスタイルになっていました。

馬場川通では早咲きの桜がもう満開になっていました。飲み処「ひろ子」にお茶しに寄ったら、後からカズさんがやってきました。久しぶりです。そういえば前夜に別なカズさんが「声が聴きたい」って電話をしてきてくれました。カズさん重なりになりました。

群馬銀行前橋支店の北側の馬場川沿いではサンシュユが満開でした。東和銀行本店の北側ではカツラの木の芽吹きが始まっていました。「ひろ子」で高花台にお住まいと聞く先客さんとカズさんしばらくおしゃべりして家に帰りました。
三河町の顔見知り猫、なんか難しいことを考えているみたいでした。

夕食です。ウドとスティックセニョールのフキ入り酢味噌添えです。舞茸と油揚げのきんぴら、錦松梅風ふりかけ、それと芽キャベツの胡麻醤油和えの盛り合わせです。常備菜の試食です。

ウドと新タマネギと牛肉の甘辛煮です。ウドも新タマネギも春の味です。汁はカキ菜の卵とじ。「ご飯が進みますね…」、ユキ子さんの感想です。
デザートはペッシェミニョンのダックワースです。焼き菓子と一緒に買って来た半生菓子です。ダックワースはアーモンド風味のメレンゲを使った焼き菓子のことなのだそうです。おいしかったです。
何事もなかった春の一日でした。
ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。今春4月9日には、第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい