歳をとると、臨機応変が利かなくなってきて、いけませんな。

と言いますのも、馴染みの珈琲豆屋が、突然店を閉めてしまい、ここ数ヶ月傷心気味であった。

ワタシにとって珈琲は、あるときは気を鎮め、またあるときは気付け薬でもあるのだ。

 

もっとも、仙台市内に珈琲豆屋は多くあるのだから、他の店を探せば良さそうなものであるが、

臨機応変に行かず途方に暮れていた次第

しかし、先日バイクで良い雰囲気の店を見つけた。

 

 

さて、気も鎮まったところで、本題です。

 

 

2023年10月4日の建設通信新聞、「建設論評」

お題は、『「新4K」の前に』であった。

著作権の関係で、転載は控えるが、

やはり大きな流れは、給与が良くて、休暇が取れて、希望が持てる。

そして「かっこいい」と言う、”4K”、”新4K”へ寄っているようだ。

 

「給与」は、公共工事設計労務単価の連続上昇で、

「休暇」は、4週8閉所の進行で、

「希望」はCCUSで、

「かっこいい」は、ロボット・デジタル技術やデザイン性の高いユニフォームで。

 

 加えて、「きつい」「汚い」「危険」のいわゆる3Kは、払拭されつつあるという。

「きつい」は機械化や自動化で、

「汚い」は現場トイレの快適化で・・・。

残るは「危険」の徹底排除であると・・・。

 

 

それに対するワタシの思いは、今年の正月に記したところだ。

残念ながら、副大臣は先月交代してしまったので、対談は叶わなかったけど。

 

とりわけ、建設業の「汚い」が、快適トイレで解消!には、唖然呆然した。

本当に、このままで良いのか?

いずれ、3Kや4Kなどのキーワードを好んで使うのは、

政官財界や、この業界ピラミッドの頂点に立つ人々であろうことは想像に難くない。

 

あゝ、歳をとると、臨機応変が利かなくなってきて、いけませんな。

ブレーキが効かなくなりそうなので、ここいらへんにしておこう。

ただね、譲れないものは譲れないんです。

 

目の黒いうちは、ホンモノを探し続けます。

 

そう 胸を張ってさ