ナミダナミダ。
朝6時半に起床。
とりあえず顔洗って,寝癖も落として,昨日の間に準備しといた荷物を持って家を出ました。
一年間に10枚発行される学割も,大学行ったら残り発行部数0とか表示されるしね( ´_ゝ`)
博多駅で新幹線の切符の値段聞いて,学割の大切さを心から知るハメになりました。
新幹線の車内で,高校時代の担任,つまり俺の進路を最終的に決めた(?)人物がくれた本を読みました。
池本光博著の,”イレギュラー教員と言われて”というタイトルの本。
広島出身の著者が,北海道という彼にとって未知なる土地で教師生活を始めたときの回想記のようなもの。
あとは池本氏の教育論であったり,独自の指導法について書かれている本です。
納得させられることも多々あり,非常に勉強になるんで是非ともオススメしたいと思います。
・・・んでそんなこんなな本を読みながら,俺は新幹線・電車と乗り継いで広島の実家まで向かっていたのです。
新幹線で小倉~新山口間を走行中,マナーモードにしていた俺の携帯が急に震え出しました。
誰からメールだろうと思って見てみると,表示されていたのはメールのマークではなく,電話。
出てみると,それは塾講師時代の教え子からでした。
『先生!! 受かった!! 高校受かったよっ!!!』
先日受験した公立高校入試の合格発表が今日だったんです。
けーすけ 『そうか・・・! よかったなぁ! これで気持ちも楽になったろ?? ホンマよかったなぁ・・・!』
純粋にうれしかった。 ただひたすらにうれしかった。
今年受験した子たちは,俺が中1中2と数学を教えて来た子たちで。
けーすけ 『自信持って受けておいで。
「俺(私)を落としたらこの高校にとって大きな損害ぞ!」くらいの気持ちで受けてこいw!』
入試前にそう言って激励して送り出したものの,正直俺の心のどこかに不安は残っていて。
今日電話かけてくれた子は合格発表の会場からそのままかけてくれたようで。
本当に,俺自身もんのすごいホッとした。
・・・んで電話切って座席に戻って必死で涙こらえるっていうwww
いやだって新幹線でオッサンが一人ボロボロ泣きよったら怖くね?そしてキモくね?
必死でさっきの本に集中しました←
実家に到着し,田舎の古い街並みを歩きました。
いったん実家に帰り,昼飯を食ってWBCを見て,3-1のときうんざりしたので見るのをやめて。
小学校・中学校・高校とお世話になった恩師夫婦の家に行くことにしました。
とはいえご主人は4年前に亡くなられていたのですが。
帰省するたびにお墓にも行かせてもらい,ご自宅に伺ってお仏壇で拝ませてもらうことにしていました。
俺の生き方・考え方の基盤に大きく影響を与えてくださったご夫婦なので,それは俺にとって全く苦にはなりませんでした。
亡くなったご主人が大好きだったというかりんとうをいただきながら,
福岡のお土産を渡したり,4月からどういう生活になるのだろうかという話をしたり・・・。
約1時間程お話しをしたのち,長居して申し訳ないです,また帰省したときには必ずご挨拶に伺いますと俺が帰ろうとすると,
いつの間に用意されたのか,仏壇から祝儀袋を取り出してこられて,
『卒業祝いと就職祝いに,これ受け取りんさい。』
そういって渡してくださいました。
何度も断っても,相手も頑固なおばあさんで一歩も譲ってくださらず,何度もお礼を言って仕方なく受け取って帰宅することにしました。
そんでまた帰宅途中に泣きそうになるっていうねwww
なんか俺が今までずっとお世話になってきて,感謝しても感謝しても足りないのに。
逆に俺がお金もらうことになって本当に申し訳なくてありがたくて・・・。
・・・後になって冷静に考えたけど,俺ホント仕事始めるまでにこの涙もろいのだけはどうにかせなやばいわw
一年ごとに生徒卒業するたびに泣くハメになりそうwww
泣き虫に効く薬探してます←