沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。

「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。

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自分自身に「悪い催眠術」をかけてませんか??














今日は…

「私は〇〇でダメな人間だ」と「苦しんでいる」方や、身近にそのような人がいらっしゃる方へ向けたブログです。















まず、あなた(または身近な方)は…




・私は「数学が不得意」
・私は「人前で話すのが苦手」
・私は「自分が嫌い」

など、
それらをポジティブにではなく
ネガティブに
捉え、消極的になっていませんか?















それって
自分自身に
悪い自己催眠
かけてしまっている
かもです。












今、読んでいる本、
自分を不幸にしない13の習慣
によると、






セルフイメージは(中略)
無意識のうちに、知らず知らずのうちに
作られていくのです。

そして一度、「自分はこういう人間だ」
という考えがセルフイメージとして
自分のなかに定着すると、
人はそれを真実だと思って、
その真実に従って
行動するようになるのです。

(自分を不幸にしない13の習慣 より引用)







と書かれています。



不思議な感じがしますが、
行動してる→こうなる
ではなく
こうなるとイメージ→その行動をする
ということ。
(卵が先かニワトリが先か的なヤツと似てますが…)








つまり、
こうなりたいとイメージすることで
そのような行動をするようになり
いつまにかイメージした自分に近づける
ということです。


なので、そのイメージが悪いままだと
消極的、自己嫌悪などになり、
その人の良さが奪われかねません。

















では、
始めに挙げたことを例に
ポジティブになるセルフイメージ
考えてみましょう。
※あくまで本を読んだ私なりの考え↓



・私は「数学が不得意」

確かに、友達にこういっておくことで、数学の問題が解けなくても「あいつは不得意だからな」、と教えてもらえたり、優しくしてもらえたりする良さはあります。
ただ、それで自主性を欠いたり、解けなくて人のせいにしたりするのはもったいないと私は思います。

なので、「数学が不得意」と安直にセルフイメージするのではなく、そんな自分でも誰かの役に立てる、弱みを強みにできる(ポジティブになる)よう、可能であればこう考えると良いかもしれません。





例えば…

◯数学は不得意だけど乗り越える力がある
◯数学は不得意だけど理解できたら教え方最強

などは、どうでしょう?







次に、

・私は「人前で話すのが苦手」

これも上記のように考えてみてください。
これをネガティブに考えてしまっている人は上記のように考えるとどのように考えることでポジティブな行動をとることができますか??







例えば…

◯人前で話すのが苦手だが乗り越えようと頑張っている
◯ 人前で話すのが苦手だが訓練して出来る様になったら教え方最強

などだと良いかもしれませんね。


「私は人前で話すのが得意だ!」
と考えることはハードルが高いかもしれないので、まずはこれなら「自分ができること」でポジティブに行動することができるようになるのではないでしょうか。













最後に。


これは本当に
セルフイメージを
大切にして欲しい内容。



・私は「自分が嫌い」

これは周りの人の影響が特に大きいため、周りの協力が必須になると思います。
※本の中にも「身近にいる無責任な意見」はセルフイメージに大きな影響を与えると書かれています。



このセルフイメージをポジティブにするのは私の経験上、とても難しいと感じます。

客観的に見た目が美しい、仕事が出来る、気遣いが素晴らしいと周りが思ったり、伝えたりしても、「本人がそう思っていない」パターンがあるからです。





その場合、
自分に1番身近な存在である
自分自身が、
自らを追い込んでしまう
自己催眠
をかけてしまっているのです。







それにより、
先程も書いたような
セルフイメージ→行動
になるため、
自己嫌悪のセルフイメージは
自己嫌悪な行動をとってしまうのです。



だからこそ、これをポジティブにするのはかなりの困難をきわめます。










例えば、

周りに恵まれ、
気遣ってもらったとしても、
「私なんて価値がない」
なんてセルフイメージをしていたら
「不安、心配、疑念、悲観」
など、周りを心配させるような
行動をとってしまう可能性が高いです。
(不治の病のパターンはこの傾向は強いかもしれません。)






なので、そこで、提案として、
可能であれば、
みんなの優しさに
甘えてしまおう。
そして感謝を伝えよう。
とセルフイメージしてみるのも
いいかもしれません。




これであなたが自然な笑顔になってくれたら、あなた自身だけではなく、周りも嬉しくなると思います。
※もちろん、それを受け止めてくれる「周りの人たち」が必須だと思います。












というように、
セルフイメージ→行動
は苦しんでいるあなた自身だけでなく
周りにも良い影響を与えられるかも
しれません。










自己催眠をかけるなら
少しポジティブにかけてみては
いかがでしょうか。










親として教師として、
この学びはとても大きなものでした。

子や生徒の様子を見ながら
その人の合った声かけができるよう
今後も意識していきます。




良ければ皆さんも
試してみて下さい照れ




教室の比嘉より




まだ途中ではありますが、それでも十分な内容の本です。気持ちが落ちていたり、悩みやストレスに困っている方が近くにいれば、ぜひご一読下さい。その方のサポートになる一冊だと思います。
自分を不幸にしない13の習慣