沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。
「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。
※自己紹介はこちら
生徒の興味とアイデアのつながり。
先日の授業でのこと。
二次関数と二次方程式のつながりを説明したときの話。
少し数学の話になりますが、
二次方程式の解
=二次関数とx軸との共有点のx座標
というつながりの話が出てくるんですね。
イメージ図↓↓↓
その時に、生徒からグラフに関する質問があったんです。
実はその話の前に、
二次関数のグラフがかける式の形(標準形といいます)の説明をずーーっとやってきたんです。
だから、多くの生徒が「グラフをかく」なら「標準形」みたいな思考パターンになっているはずだったんです。
しかし、今回の話をした際に、
ある生徒が…
「先生、この関係性からでもグラフかけるんじゃないですか?」
と、質問。
おぉ😯✨
すかさず、
「じゃー、このグラフから頂点出せるかな?」
と質問すると…
「二次関数は対称性があるから、交点である2点の中点が頂点のx座標ですか?」
イメージ図↓↓↓
おおおぉ😯✨
実は、その通りで、
この内容は
少し「応用の考え方」なんです。
さて、この質問をした生徒なんですが
「日頃からよく考えて質問する」
生徒なんです。(数学も好き)
私自身もそうなんですが、
興味があるもの(こと)って
より深く知りたくて視点が広くなり
新しいアイデアが出やすくなりません?
この生徒の質問から、
他の生徒もどんどんアイデアが出て
この日の授業はテンション上がりまくり
な私でした笑
興味とアイデアのつながりは
他の人の興味とアイデアもつなげる。
このような授業が今後も出来るよう
私自身が生徒の成長と授業の面白さに興味を持ち続け、色々なアイデアで生徒たちと楽しんでいきたいと思います。
教室の比嘉より
私の授業のベースとなっているバイブル本。実際、著者の方の講義を受けたり、色々お話しさせて頂いて、今の授業が作られています。生徒の興味関心の育成などを含め、授業実践に悩んでいる先生にオススメです。↓↓↓
アクティブラーニング入門