沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。
「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。
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東大生は「名探偵」。ミクロとマクロの視点がスゴイ!
いきなりですが東大の入試問題の類題です。
『成田空港から北京や上海に向かう航空便の利用者は、過去10年間に増加してきている。その理由を60字以内で述べよ。(2005年入試地理)』
この問題の大事な「ポイント」はどこでしょう??
・成田空港?
・北京や上海?
・60字以内?
実は…
【過去10年間】
だそうです。
(勝手に「成田空港」から、「LCC」と思っていました😅ちなみにLCC開始は2012年だそう。)
2005年(入試問題出題の年)の過去10年。
つまり1990年代半ば。
その頃、中国と日本で起こったことは?
と考え、
歴史的な出来事と航空便利用者数の関係性に気付くそうです
(ちなみにそのころにあったのが、改革開放政策、WTOへの加盟など)
んー、賢い✨
このように、東大生は
何気ない物事の中から「伏線」を見つける能力
が高い、そうです
(まさに、「名探偵」。日常からの色々な視点で物事を見る訓練が出来ているそう。)
そのときに必要な視点が
「ミクロな視点」
「マクロな視点」。
先程の問題で言えば…
ミクロ(視野を狭めて)
⏩過去10年(問題文から見抜く)
マクロ(視野を広げて)
⏩改革開放政策、WTOへの加盟(歴史的事実)
という感じ。
この考えは「数学」でも良くあります。
ミクロ⏩問題文のキーワード
マクロ⏩どの公式や定理が使えるか
日常からその意識でいたら、そりゃー難しい数学の問題も解いちゃうな、と思いました
大人になればますます必要な
この「視点👀」。
高校時代から育めたら最高ですね👍
私も授業の中でこの視点を意識させながら、生徒と数学をしていこうと思います
教室の比嘉より
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