スタートライン(海援隊)
作詞:武田鉄矢 作曲:千葉和臣
夜明け前の 薄暗い道を
誰かがもう走っている
拾った小石で 誰かが書いた
アスファルト道の スタートライン
寒い身体を 言い訳にして
町は眠ってる 曇り空の朝に
自分の汗で 自分を暖めて
寂しさ目指して 走る人がいる
今 私達に大切なものは
恋や夢を語りあう事じゃなく
一人ぼっちになる為の スタートライン
雨が降ってる 町の公園で
誰かが一人 濡れている
待たせてばかりの恋する人に
靴のかかとで 描いたピリオド
素直な奴ほど 傷ついてしまう
みんな上手に ふざけて生きるのに
たったひとつの 別れの為に
真っ直ぐ涙を 流す人がいる
今 私達に大切なものは
恋や夢を語りあう事じゃなく
一人ぼっちになる為の スタートライン
夜の川原の 長い一本道を
誰かがまだ 走っている
星を見上げて 走り続ける
誰かが書いた スタートライン
向こうの岸辺は あんなに明るく
町の灯が 夜を焦がすのに
微かな星の光を探して
闇を選んで 走る人がいる
今 私達に必要なものは
光り溢れる 明るい場所じゃなく
闇に向かって走り出す為の
スタートライン
今日、ドラフト会議を見ながら、週末の準備をしていました
指名された選手はこれからが新たなスタートライン、
これから何年後一軍で躍動することを期待してます
私も8日に初実況をさせていただき、アナウンサーとして新たなスタートを切りました
私は前の仕事を約18年続けていました、4,5年前から新たな場所へ行きたい(いわゆる転勤)と思い始めていました(前の職場には13年半いたので…)
しかし、なかなか動けなかった・・・
同期や後輩が新たな場所へ進んでいるのに、自分はこのままでいいのか?
仕事は安定していました
でも、やっぱり新しい場所へ行きたかった・・・
そこで、学生時代に目指してた"競馬実況アナウンサー"でした
当時は今の時代みたいにネットで情報がすぐ手に入る時代ではなかったので、アナウンサーになるためのノウハウなんてありませんでした。さらに、県外に出ることは考えてなかったので、断念しました。
その後、アナウンサーとはかけ離れた場所へ就職して、何も考えずに毎日を過ごしていました。
あまり詳しく書けませんが、その間、人生いろいろあって、心も体もボロボロになった時期もありました。周りの誰にも言えることもなく、最悪のことも考えていました。
そんなやるせない時期を競馬場で過ごしてました。ゲームをきっかけに、見始めた、競馬見るの好きでした。
そんなときに思いました
「もう一回やってみようかな?」
今の時代、いろいろ情報を得られる時代になりました
昔は自分の年齢で「何を今更」なんて言われてたかもしれません
でも、今はそんな時代ではありません
今からでも新しいスタートはできる
私は思い切って、仕事をしながら、こっそりとアナウンサーの勉強をしていました
「やってみないと分からない ダメならダメでいいじゃないか」
と思い勉強しました
そして・・・ご縁があって、競馬実況アナウンサーのお話をいただきました
最初はこの話をいただいたとき、
「本当に自分でいいの?」
と思いました
私は、テレビ局やラジオ局のアナウンサーの経験はまったくありませんし、これまでお喋りのお仕事をした経験もありませんでした
増してや、フリーで喋れるアナウンサーはたくさんいらっしゃいます
でも、こんな自分にお話しをいただき、こんな自分でも期待されてるんだなと有難く思い、思い切って退職の意向を話し、4月からアナウンサーとして新たなスタートを切りました
私はアナウンサー経験がないので、一年・・・いや、それ以上かかると思いましたが、先日10月8日、佐賀競馬場でマイクデビューさせていただきました
九州は親戚、知人もいない未知の世界でした
しかし逆に、何もない場所で新しいスタートを切るには本当にいい場所でした
そして、こんなどうしようもない私でも認めてくれる人がいるんだなと思いました
今まで、私は自分のことを認めてくれる人はいませんでした
人生ボロボロで、これまでネガティブで後ろめたさがすごくありましたが、これから、いい人生を送れると思いますし、前を向いて歩けいけます
人生って本当に分かりません
本当にありがとうございます
私は、アナウンサーとして、まだまだ始まったばかりで、さすらいのフリーアナウンサーとして、知名度はまったくありませんが、これから、新たな出会いがあり、素敵な出会い、出来事があることを確信しています
私もようやく、新たなスタートラインに立つことができました
まだまだ課題、勉強することはたくさんありますが、絶対に乗り越えられる自信はあります
そして、新たな出会いがあり、素敵なご縁がたくさんあると信じています
そんな出会い、ご縁を大切に、感謝して、これから新しい人生を送りたいと思います
これからは、いい人生送れると確信しています
私の人生、スタートしたばかり、これから何が起こるんだろう
楽しみにして、これからの人生を歩いていきたいと思います
本当にありがとうございます