今日、15歳の男子中学生が
自分の母親の内縁の夫を刺殺したって
ニュースをみた。

15歳で本当に相手を殺してしまうくらい
憎かったって、なんだか悲しい事件。

相方にも子供が2人いるから
私は子供たちにすごく憎まれたりするのかな?
それとも、もう憎まれてるのかな??

この事件についての掲示板のカキコを
流し読みした。
被害妄想まるだしなんだけど
一つ一つの書き込みが私に向けられた
意見のように感じた。

相方に「こんな事件があったね。」
って電話で話したら
ちょっと気まずい空気になっちゃった。
「子供たちは俺たちが早く結婚すればいいな。
って言ってるよ。」って相方の言葉を
今日は素直に喜べなかった。

早く相方に会って、不安な気持ちなんか
吹き飛ばしたいよーーー。


男の人の手料理をゴチソウになったのは
のんちゃんが初めてだった。

別れた後もお友達のフリして
付き合ってるのものんちゃんが初めてだった。

のんちゃんが遠距離の彼女と別れた時、
私に「うちに遊びにこない?」って
一言メールをくれたのが多分私の恋の始まりだった。

さすがに私も常識人なので
8歳年下のおぼっちゃま君に
「大好きなのよ!のんちゃーーーん!!」
などと絶叫する勇気もなく
「友達だから相談に乗ってよ。」って
のんちゃんとの会話の口実を作る為に
好きでもない男性と付き合うような
付き合ってないようなそんなことを続けてた。

私の中ののんちゃんのイメージは満開のサクラ。
一緒にサクラを見たのは3回だったかな。
ヤワラちゃんが金メダルを取った
オリンピックも一緒に見たねー。

ヴィン・ディーゼルの映画と
ウィル・スミスの映画も一緒に見たね。

ゴッホの展覧会にも一緒に行ったね。

嫌なこともあったと思うけど
今は楽しかった思い出しか残ってないや。

7月の中頃、用事で里帰りしたのんちゃんに
半年振りに会った。
「私、今の相方と結婚するよ。来年かな?」
笑いながら話した私にのんちゃんは
「結婚したらこんな風に会えないじゃん!」って言ってた。

相方に「付き合ってください」って言われた
パスタ屋さんにのんちゃんと二人で行った。

のんちゃんとはそれっきり・・・・・

結婚するって言ったら普通は連絡取ったりしないよね。
でも、なんだか私は今、すごくのんちゃんからの
連絡を待ってる。待ってる。待ってる。

でも、のんちゃんからの連絡はこない。こない。こない。

彼女と順調なんだろうなーー。





超庶民の私と比較して、のんちゃんは「おぼっちゃま君」
自分のことは僕と呼び
父上から買ってもらった新車のZに乗り
父上からもらったというBVLGARIの腕時計をし
勤務地は茨城なのに上野のアパートに住み
父上の経営する会社の経費で買ってもらった
ノートパソコンでネトゲにふける。

こうやって見ると「あほの3代目!!」って感じよね~。
のんちゃんはまだ会社を継いでいないので
今は気ままなサラリーマンをしている。

のんちゃんと知り合ったのは今は廃れたMSN。
いつもチャットしてたお部屋に入ると
「家主に頼まれたーー。」って留守番してたのんちゃん。
二人で朝までチャットして、ほとんど寝ないまま
会う約束の場所に向かったっけーー。

初対面ののんちゃんは、
おとなしそうで地味で、超暗そうだった。
もちろん、おぼっちゃま君のオーラは
これっぽっちも出ていなかった。

初対面の私の印象は
「10万円の化粧品買ったって、自慢してたよー!」←覚えていない
・・・・・・私の初対面のイメージは┃┃¨╋┓ですか。そうですか

当時の私は不倫をしてて
のんちゃんは大学の同級生だという彼女がいて
私の不倫がなんとなく終わっちゃって
大学を卒業してから彼女と遠距離になってた
のんちゃんが彼女と別れて
私が別の人と付き合い始めて
のんちゃんに好きな人が出来て

のんちゃんが8歳年下のせいか
私は何でものんちゃんに聞くことができた。
のんちゃんも8歳年下のせいか
私に何でも聞いてきた。

彼氏が出来て振られても
「私にはのんちゃんがいるからいいや。」って
いつも、いつも変な安心してた。

私の気持ちとのんちゃんの気持ちは
同じなんだと勘違いしてただけなんだけどね。