人は食べたものでできている。
逆に言うと私たちの体は自分で食べたものでしか作れません。
皆さんは毎日の食事をただなんとなくで食べていませんか?
自分の体に必要なもの、心と体が喜ぶものを食べる。
それは食べたいものを我慢したり、好きなものをを禁止するのではなくて
食べ物の性質を知ったうえで「何をどのように食べるか」
自分で選んでいくということです。
イメージしやすいように私の経験をお話しさせてください。
私自身も食事を見直すまでは
なんとなくその辺にあるものを食べていました。
朝は菓子パンとサラダ、昼は冷凍パスタ、夜だけは栄養バランスのとれたお家ごはん。
朝がパン、昼がお好み焼き、夜がうどん
と1日中、粉ものばかり食べる日もあるほど粉もの好きでした。
それでも野菜や肉、魚も摂っているし、お菓子も少量しか食べないので、
健康的だと自分では思っていました。
私の問題はお米を食べていないことでした。
日本人の主食は昔からお米で、それが私たちの体には合っているのです。
薬膳の考え方で言うと、お米は気(エネルギー)を作り出します。
お米を食べていないと、体も頭も働かないし、元気も出ません。
またお米は平性の食材で、体を温めも冷やしもしないので、主食としてバランスがいいのです。
それに気が付いてからは、粉ものは減らし、お米を意識して食べるように変えました。
すると、肌の乾燥と冷え症が治り、疲れにくくなりました。特に肌は食事をすぐに反映します。
私の体質には小麦より、米が合っていました。
自分の体調と体質に合ったものを食べることが大切です。
私の場合は朝にご飯は食べられないので、
パンの代わりに、玄米のお餅に味噌やピーナッツバターを塗って食べています。(これがとても美味しいのです♡)
工夫をすれば、無理なく美味しく食事を楽しめます。
季節を感じながら、旬の食材を食べることも大切です。
1年中手に入る野菜でも旬の時期の方が栄養価が高いです。
そして食べ物にはそれぞれ性質があります。
春が旬の菜の花やふきなど苦味の食材は冬の間に溜め込んだ毒素を解毒してくれます。
夏野菜は身体を冷やすものが多く、冬が旬の根菜類は身体を温めてくれます。
不思議ですが自然界はうまくできていて、自然に従っていればその季節の身体に必要なものが取れるようになっています。
食べ物の性質を知り、自分で食べるものを選んでいく。
そうやって毎日少しでも自分を思いやることができたら心も満たされ、体調も整っていきます。
他の人と比べずに自分のペースで
まずは食事から自分と向き合ってみませんか?
きっともっと自分のことが好きになり
毎日が楽しくますよ
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