なぜ50代は財形貯蓄が辞められないのか 


「財形貯蓄制度」ご存知ですか❓
 給料から天引きで貯蓄でき、強制的にお金を貯めやすいという特徴があります。 
ですが、やってることは銀行貯金ですから、貯まりますが「増え」はしません。 物価上昇率2%より高い利率でなければ 貯まったところで、実際の価値は目減りしてます。 

20代の若い方はもはや会社への忠誠心だとか 国への信頼だとかそもそも希薄ですから 良いと思えるものを何の躊躇もなく選択する傾向にありますが、50代以降の方は 時代がすっかり変わり、もはや何のメリットもないどころかこのままでは危険なのに、古い制度を辞められません💦

 なんでかな?と思ったら、財形貯蓄制度は、昔はすごいメリットがあったんですねー💡

 昔は預金金利が1%以上あり、公社債投資信託はさらに高い利回りがありました。そしてなんと元本550万円までは、利子が非課税になりました。
それならしたほうがいいですよね❗️ 


しかし現在、公社債投資信託は元本割れし、預金金利はほぼゼロ😭非課税特典もありません。メリットは何もありません。アップデートしましょう✨

その方の年齢と、受け取るお金の目的と時期にもよりますが、
昔、新入社員の頃、ばあちゃんに財形貯蓄しとけ!ってしつこく言われた。
とか、財形貯蓄はしておくもんだ、と先輩に教わった。
とかいう理由ならば、もはや時代が変わりましたから情報アップデートしましょう✊

まだ、積立ニーサにしたほうが良いと思います。
 財形貯蓄に回すお金は、積立投資への移行をお勧めします🙆‍♀️

祖母の時代、ゆうちょ銀行の金利は10%あったこともあるそうです。
これは、7年ちょっとで、元本が2倍になる数字です。
(100万円を金利10%の預金金利に預けたら、10年経たずに200万円になるということです)
そりゃ、貯金しろって言いますよね。

※ここで、金利の推移を調べてみました。1974年に7.5%の高金利が出ています。そこから推移して1990年には6% など出ています。
10%はなかったです、すみません。

にしても、銀行金利がこれくらいはあったということです。


でも、今、銀行預金が一番だわ!なんて信じている方は少ないと思います。

それと同じで
財形貯蓄している方は、もはや20代の頃に言われたことは通用しなくなっていますから、今の時代で生き抜いていける仕組みに、あなたの大切なお金も預け替えましょう。