おはようございます
東大阪病院 看護部 外来 看護師Aです。
当院では月曜日~土曜日に胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査(*土曜日は除く)を行っています。
Q.大腸内視鏡検査ってなに?
知らない方もいると思います。
そこで今回は大腸内視鏡検査を紹介させていただきたいと思います
大腸内視鏡検査は、肛門から内視鏡カメラを挿入し、大腸全体の粘膜の観察する検査です。
大腸には大腸がん・大腸ポリープ・大腸粘膜の炎症など、さまざまな疾患があります。
プリープ切除があった場合についても可能であれば日帰りでも行えます。
大腸がんは日本人に多いがんの第1位で、死亡原因の上位です。
便の検査で潜血反応が出た5人に1人が精密検査を受診されていないといわれています。
気になる方は一度検査をされてはいかがでしょうか。
Q.内視鏡検査って痛くないのかなぁ??恥ずかしいなぁ…
色々悩んでしまいますよね
うん、うん。分かります
当院では検査の苦痛がないように鎮静剤を用いた検査もしています。
検査中は看護師がそばについています。
当院の内視鏡室です
Q.検査前のお薬はどんなもの?
大腸内視鏡検査の前は、下剤(経口腸管洗浄剤)を飲んで腸の中をきれいにする必要があります。
以前は患者さん自身でお薬を溶解しなければならなかったり、その飲む量も多かったりと負担がかかっていましたが、このたび東大阪病院ではと『サルプレップ』いうお薬を取り入れることになり、溶解の必要がなく、ペットボトルを開けるだけで簡単に服用していただけるようになりました。また、飲むお薬の量も今までの約半量となりました!!
次の項目でチェックがあれば、一度検査をご検討、ご相談ください
□よく便秘になる、ここ最近便秘が続いている
□最近下痢が多い
□下痢と便秘をくり返す
□便が細くなった気がする、太い便が出ない
□ときどきお腹が痛い
□よくお腹が張る感じがする
□血便がある、便に血が付いている
□お尻を拭くと紙に血が付いている
□便潜血検査で陽性が1回以上出た
□40歳以上になった
□血縁者(三親等以内)に胃や大腸がん患者がいる
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社会医療法人有隣会 東大阪病院は地域住民のみなさまの多大なご協力を頂いて、2023年10月に移転し、新病院で新たな出発をすることになりました。
引き続き地域に根差した、よりよい診療を目指してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます