こんにちは
東大阪病院 透析室 看護師のKです
先日、神戸で開催された「第68回日本透析医学会学術集会・総会」に参加してまいりました
コロナ禍のため研修や学会がオンラインで開催されていましたが今年はようやく本来の学会が開催されることとなり楽しみにしていました。
日本透析学会はかなり大きな規模で開催され3日間で延べ2万人ほどの医師、看護師、コメディカル、企業などが参加しています。
大阪から電車を乗り継ぎポートライナーで会場に向かいました。会場である神戸ポートアイランドはこの学会の参加者で溢れていました
私も過去に何度も参加していますが、毎回どこの開催地もこのような状況に遭遇します。
今回は透析室での勤務が初めてのスタッフ、透析での勤務は10年近いのですが学会への参加が初めてだというスタッフの計4名の看護師で参加しました。
病院で勤務してくれているスタッフもいるため3日間を4人で2日間ずつずらして参加しました。
プログラムの中から事前に決めていた議題がいつ、どこで行われるのか何日も前からタイムスケジュールを組み、それぞれのスタッフがそれぞれの会場に分かれて講演を聞きに向かいました。
スケジュールの合間やお昼休憩にみんなで集まり企業の展示ブースに行きました。
各企業さんの細やかな工夫がされている医療機器、スタッフや患者さんにとってより良い商品、暑い中しっかり冷やされたジュースやお茶もおいしくいただきました
私が行った二日目は当院透析センター長のI医師のポスター発表があり、スタッフ全員で応援にいきました
ポスターの前にはたくさんの人だかりができており先生の熱心な発表に感動しました
今回私はこの学会で気になっていた議題は「震災」「高齢化」「感染対策」でした。
東北での震災、日本における超高齢化社会、コロナの感染拡大によりどの内容も他の施設や先生方が熱心に研究されており本当に勉強になる内容でした。
私が参加したのは二日間だけでしたが今回この学会で学んだことを自分の働く現場でもしっかり役立てたいと思いつつ、現在私達が実施していることが評価できる内容と少し自信も持てました。常に向上心と情報を取り入れて行きたいと考えています
初めて参加したスタッフもたくさんのことを学び、他の施設での取り組みなどを知り、経験値の向上になったと言っております。
来年は横浜での開催になりますが参加したいというスタッフがきっといると思います。いつかは自分たちが発表できるようにこれからも患者さんとしっかり向き合い、寄り添い、学びが生かされる職場作りの一員としてがんばっていきたいです