こんにちは
東大阪病院 看護部 Hです
12月になり、急に寒くなりましたね
感染症が流行しています。
皆さん、くれぐれもお気をつけください。
感染症の患者さんに接する際は、防護服を着る必要があります。
そのため患者さんがナースコールを押されてもすぐには行けないというもどかしさがありますが、先を予想し、見据え、患者さんがナースコールを押してくださる前に私たち看護師がお部屋に入って介助などを行い、できるだけお待たせしないことが大切だと思います。
私の学んできた看護論はナイチンゲールをベースとした薄井担子先生の科学的看護論です。
ナイチンゲールは環境に注目し、「三重の関心」を提唱しています。
「三重の関心」とは、ナイチンゲールが著書の中に示した文章です。
【看護婦は自分の仕事に三重の関心をもたなければならない。1つはその症例に対する理性的な関心、そして病院に対する(もっと強い)心のこもった関心、もう1つは病人の世話と治療についての技術的(実践的)な関心である】
環境を整備し「三重の関心」を持ちそれを実践すれば、よりよい看護につながり、それはまた、看護師として原点に返った気持ちになります。
そんな時、自分はやはり看護が好きだと実感します
お元気になられた患者さんを見送るとき、看護師として喜びを感じる幸せを噛みしめています。