こんにちは
東大阪病院 看護部です
近年、看護師を目指す男性が増えていますが、当院も男性の既卒看護師や
看護学生からのエントリーをいただくことがあり、「男性看護師は在籍していますか?」と
よく聞かれるのですが・・・
当院には、たくさん男性看護師が在籍しています
看護師は女性のための職業であると認識されている方もまだまだ多いかもしれませんね
そのきっかけとなったのが、もちろんみなさまもご存じの1人の女性
クリミア戦争で敵味方関係なく傷病兵の看護を行った看護師の祖、
フローレンス・ナイチンゲールではないでしょうか。
ナイチンゲールは看護職を徹底して宗教から分離し、きちんと体系づけられた職業形態として
まとめあげました。
こうして、近代看護師の制度を確立し、結果的に“看護師が女性の職業”としてのイメージが定着したというわけです。
しかし、それ以前は、看護師は女性の職業ではなかったそうです。
元を正せば看護師というのは男性の仕事だったとのこと。
17世紀のヨーロッパで、男性修道士たちが奉仕活動の一環として病院で
看護を行っていたのが看護師という仕事の起源だそうです。
看護を男性が手がけた時代が過ぎ去り、ナイチンゲールの活躍によって女性の手へと
渡りました。
そして現在は、男女の隔てなく適性のある人が看護師となるべき時代の幕が開いたと
言って良いと思います
今、看護師をしている男性はその先駆け的な存在だと思います。
看護師=女性のイメージが薄まっていき、いつの日か看護師には男女どちらもいて
当たり前という時代がやってくるでしょうね
東大阪病院、男性スタッフたち