インターネット上で、日本人の大多数が惑わされている事があります。

トランプ=正義の人、保守の偉大な指導者。 カマラハリス=極左、超リベラル、フェミニスト。という刷り込みです。

実際には、共産主義的な手法を使っているのはトランプの方であり、カマラ・ハリス氏こそ日本国の独立のために大統領に成って頂かないと困ると私は考えています。


・トランプ、バンスは階級闘争的な革命政権を目指す

バンス副大候補は常にインタビューで「労働者階級がグローバリストによって搾取されている」と主張しています。
このような、労働者に被害者意識と嫉妬の心を植え付けて煽動する(階級闘争への呼びかけ)のは、左翼や共産主義者のそれと同じです。

バンスの言う、グローバリストとは「世襲資本家」でありマルクス・エンゲルスがブルジョワジー階級と定義した人々と同じです。

中産階級、資本家への嫉妬心、資本主義への憎しみを煽るバンスはマルクス主義者の手法と似ています。

グローバル資本主義、自由貿易、自由な市場を憎み、労働者階級の執権する革命政権を目指すトランプとバンスは急進左翼として警戒されるべきです。
もちろんカマラハリスも社会民主主義者であり、穏健左派でリベラルです。

しかし薄めた下剤と、真正の毒薬なら、前者を飲むべきです。
そして少なくとも、カマラハリス氏は階級闘争を煽るような憎しみによる分断工作はしていません。
無党派層、中間層をターゲットに団結を呼びかけています。
この時点で、国家元首としてトランプよりも、ハリスの方が適任だと私は考えます。

バンスのような共産主義的な扇動者を、副大統領候補にしたトランプもまた階級闘争を容認していると言えます。

ハリスは「unity over divide」(分断を統合で乗り越える)をスローガンとしているよに、声は小さいけれど多数派の中産階級や無党派層に呼びかけてます。
トランプは、声の大きいマイノリティつまり階級闘争を信じる「革命的な市民」の代弁者です。
カマラ・ハリスが大統領にふさわしいのは以上のような理由からです。




・日本国の国家の独立を維持にはハリス政権が必要


仮にトランプが大統領に成れば、「不介入主義」「孤立主義」の口実で日本国や韓国を見捨てる可能性があります。
これは噂では無くて、実際にトランプは「たとえ同盟国でももっと防衛費を負担しないなら、ロシアをけしかける」と発言しました。

理想と夢を語るなら、日韓は自主防衛のために兵站を強化して、核武装するのがベストだと思います。
しかし現実にはそれは今は難しいでしょう。日韓とも教育や学者らの多くが左傾化して、北朝鮮などと話し合いをしろという人が多いからです。

日本の場合、日本国防軍の創設どころか、自衛隊の明記すら出来ていません。
自衛隊は規模は大きくとも、医療・弾薬・流通といったロジスティクスが欠陥的で、短くて72時間から、長くて2か月もあれば弾薬不足になると言われています。
さらに看護師や医師を従軍医療者として動員できる法律もありません。防空壕やシェルターも満足に普及していません。
このような状況下では自主防衛は遠い夢にすぎません。
現状では日米同盟の維持と、米軍と自衛隊の一体化の維持しか独立の方法は無いと思います。


カマラハリス氏のような日米同盟を維持する指導者がアメリカのリーダーに成らないなら、日本国はロシア(北朝鮮)の軍事的な脅威にさらされる可能性が出てきます。
北朝鮮とロシアは「包括協定」という相互防衛条約を結びました。プーチンは姉妹国のベトナム社会主義共和国とのパートナーシップも強化すると宣言しています。

ロシア政府は日本列島を包囲するように軍事同盟を強化しています。
このような状況ではカマラハリス政権によってアメリカに防衛力の底上げをしてもらうしか、日本の独立の維持の方法はありません。

 

トランプ・バンス陣営と、日本の左翼は対立しているように見えて実は同じ「反国防」思想なのです。