大東亜戦争肯定論者が、右翼や保守に偽装した共産党別動隊(民族派)だというのは以前から指摘していましたが、

これは日本に限った話ではなくて、プーチンやトランプの周りもそうなのです。

いわゆるアメリカ南部の「福音派」は厳密には、ジョン・ダービー系のディスペンセーション主義、艱難前携挙説のネオシオニスト系なのです。彼らこそが、実はNWO側でありアメリカの解体と似非終末の演出側なのです。

 

トランプの言うディープステートだとか国際的な小児性愛者ネットワークなどというものは、まんま共産主義の「ブルジョア階級」と同じなのです。

真のアメリカ人民 VS ディープステート とは、プロレタリア VS ブルジョア の焼き直しに過ぎず、トランプがやっているのは弁証法的な人民民主主義(人民独裁)なのです。

 

プーチンに対しても私も前は狂ったリベラル政策をやる西側寄りはマシとか、独裁者としては有能だと思っていましたが、

ロシア大統領選挙の異様さやモスクワ劇場テロを見てやはりプーチンも危険人物だと思いました。

 

何よりも陰謀論者が「ロシアの自作自演ではない」と力説しているのが不思議です。

もしもアメリカで同じことが起きたら陰謀論者は「911と同じでCIAの自作自演だ」と主張したでしょう。

ネット上の陰謀論者らはなぜかFSB(KGB)の自作自演に対しては言及しないどころか、プーチンの自作自演はあり得ないと頑としているのです。

 

普段は陰謀論が大好きな人たちが、どうしてモスクワの劇場テロの時は、クレムリンの発表を正しいと信じるのでしょうか。

 

そしてチェチェン自治共和国とモスクワ政権の紛争の時も、連続アパート爆破事件がありましたがこれに対して、

FSBの自作自演説についてどころか、事件そのものに触れないのです。

そしてイスラム過激派のアイマン・ザワーヒリー(後にアルカイダの指導者)はロシアの情報機関が要請した謀略のためのエージェントだと、リトビネンコ(元FSB)により告発されていたのです。

(ISは西側系で、アルカイダは東側系?)

このチェチェン紛争~連続アパート爆破事件について陰謀論者が、今回のモスクワ劇場テロと関連させて語らないのはあまりにも不自然です。

 

 

・「保守や右翼は悪である」と刷り込むためのトランプとプーチン(現代のヒトラー)

 

トランプやプーチンを「保守の代表者」「右翼のリーダー」だとしている人々は、結局は左翼に加担しています。

プーチンが保守ならどうしてもっともキリスト教が根付いていて、家族主義を尊重しているポーランドの味方にならないのか。

国民にエドマンドバークやトクヴィルの思想を啓蒙させないのか。

プーチンは共産党を非合法化しましたか? それどころか、国歌をソ連時代と同じ曲調に戻して、軍旗も赤旗に戻したのです。

カティンの森事件やウクライナ大飢餓に対して毎年、「スターリン主義的共産主義の許されざる蛮行」として断罪する声明を出してますか?

プーチンはロシア正教会を擁護しているふりをしてますがこれは正教にとってはむしろマイナスです。

なぜロシアの宗教を大弾圧した、無神論のソ連邦を誇らしくしているのでしょうか。

 

トランプにしても、バークやトクヴィルのような保守主義イデオロギーはほとんどありません。

それどころか階級闘争をあおって事実上の共産主義者のようにアメリカを分裂させているのです。

共和党をトランプ党に作り替えて、政策ではトランプよりも自由経済と軍事同盟の重視だったニッキーヘイリーなどを追い出したのです。

トランプのせいでディサンティスやニッキーヘイリーのような旧来の正当な保守派が、右派から攻撃されているのです。

 

トランプのやっていることは、フランス革命期のジャコバン派(ロベスピエール政権)そのものでトランプこそが左翼の原型のような行動をしているのです。

トランプやプーチンですが、「保守は悪である」「右翼は国家を破壊する」というプロパガンダには最適なのです。

今でこそ、アドルフ・ヒトラーは悪の権化みたいにされてますが、戦前では「革新的なリーダー」として各国のマスコミも肯定的だったのです。

(民主党は青、共和党は赤、、、、ということは、最後には青の民主党=北イスラエル系?が勝つ?)

 

保守主義や家族尊重、ジェンダーロール尊重、宗教、伝統、愛国のせいでみんな悲惨なことになったんだ。ということで、

共同体破壊とフェミニズムこそが真に愛国的だった。というシナリオになりそうな気がしてなりません。

 

 

安倍晋三がなくなるとネトウヨ勢力は一気に弱体化していきました。

トランプやプーチンが保守の偉大なリーダーだとして大衆が団結するなら、トランプやプーチンが排除されたら保守主義そのものが衰退するのです。

 

 

・ウクライナ戦争ではウクライナの敗北が確定している

 

ウクライナの戦争では、ウクライナ側の敗北が確定しています。第三次世界大戦は赤陣営の勝利となるでしょう。

しかしそれは、似非終末の第一段階にすぎないと私は個人的に妄想しております。

ロシア、中国、イランの同盟は一時的に世界覇権を握ると思います。それは、露がヤラセのエゼキエル書戦争をしてイスラエル国を占領するというイベントのために。