腸内フローラの話、体内の多くの化学物質が、それら腸内の細菌によってつくられているということ

自然栽培における、土壌細菌の重要性。化学肥料がなくとも栄養分を細菌が分解するから植物が育つ

水道から汲みたてでへダメ、バクテリアがいないと、水槽の金魚が死んじゃうということ

 

命というのは、細菌類に支えられているのだ、と、つくづく思う。

 

火星や金星と違って、地球は生命の星で、

だから人類も命をつないでくることができて

今や地球環境を変えるところまできている、というのが

科学や理性を持ち出すまでもない事実なら

 

この星は、菌主主義、あるいは菌本位制、というべき「体制」に支配されている、

という認識に、間違いはなかろう。

 

多少の汚染や戦争ぐらいで、揺らぎはしない。

 

生き物は究極、生き延びること、そして子孫を残すことだけが、生きる理由で、目的でもある。

本能が壊れていることと引き換えに、

意識すること、考えて選択することのできるようになった人間に、

細菌類をないがしろにする選択肢は、ないだろう。

 

 

写真:宗教心は、人の自然への謙虚さの現れだと思っている。
 苗加神社秋祭りでは、常会役員が旗を揚げる。