1月29日、南砺市城端で、ちょっとした「集まり」に顔を出してきた。
なかなかに凝ったこの画像は、facebookのイベントページのトップ画像で、
黒船と、南砺市の形とがモチーフになっている。
主な発言者は、
・岡山で、自然食品店「コタン」を経営し、農場、パン屋、カフェなどを含むコミュニティをつくっている近藤英和氏
・富山市中心部の、「ほとり座」や「総曲輪BASE」の仕掛け人である田辺和寛氏
・南砺市の農業グループ「なんとのね」の代表、山崎佑二郎氏
である。
「農と消費と文化」というテーマは、
このメンバ-から発想されただけのことであろうが、
・大手のデベロッパーも、まちづくりの手法にアイディアを求めていること
・担い手不足の中、農業を志す人が「食べていけない」問題
・オーガニックとか自然とか国産とか、表面に出ていることの裏の真実
など、興味深い話をいろいろ聞くことができた。
世の中の多くの人は、時間を売って生きているが、
「権利」で食べている人も多く、というか、
株の配当や親の遺産、ほとんどの人には多少なりともそういう収入はあるだろう。
また、そういう収入を多く得ている人の方が、豊かであったり、影響力があったりする。
土地を持っているということは、権利であり、
借りていることもまた権利である。
都市で土地を持っている人は、その土地でせめて税金分の収益を上げたいと思うだろうし、
田舎の農地でも、荒らしておくことは近所迷惑だ。
多くの農業者は、農地で汗を流す百姓であるとともに、
その農地を何かしらの利益にしなければならぬ、不動産業者でもある。
それは、土地を持つものすべてに当てはまる話で、
ここに、「都市農園」の出番がある。
(下の写真は昨年秋撮影、我が家のゴボウ畑)