2015年の4月から、細々と書き続けていた「実用インテリアことわざ」というテーマ(書庫)
当初から合計100本をイメージして、99からカウントダウン風に、書いては止まってきたが、
自分の家を新築して、あれこれ考えもまとまり、また深まってもきたので
心機一転、書庫の完成と、有用性の向上めざして、
記事の積極的なアップと、既存記事の編集に取り組みたい。

 

大まかなアウトラインとしては

 

1.我が家の「七不思議」をきっかけとした、2021年の新築事情

2.自分の本業、木製家具製作に関連した、収納のアイディア

3.インテリアは人生そのものではないかという哲学的な話

4.いわゆる断捨離こそが暮らしの牽引力であるという実例
5.見栄えよく、使いやすく、心豊かに生きるためのノウハウ

を、具体的な実例に沿ってコンパクトにまとめたものを100本、
全体として新書一冊分ほどの情報量、というイメージである。


インテリアといっても、室内の見た目に限ったことではない、というのは、

どなたにでも納得いただけるだろう。

 

あらためて、No.1の番号を振った今回だが、
そんなこの書庫を一言で象徴する言葉として、

 

「家は生きている」

を「ことわざ」とした。

 

住まいは生きている。
エネルギーと水や空気や食物や材料をとりいれ、また様々なものを吐き出している。

 

人は家の中で、ルーティーンをこなし、日々変化し、動き回り、成長する。

 

もちろん、人の変化に比べて、家の変化はゆっくりだ。

安定していることこそ、安心・安全の基本で、家の価値でもある。

 

けれど、永遠に、家が同じ形でとどまっているというわけにはいかない。
どんな材料でも経年劣化するし、水回りや電気製品は10年が寿命、などという。

最高の環境だと思っていた外界が変化することもある。

生きている家を、よりよく生かす。

 

そんな話を、この書庫では書き連ねていこうと思う。
 

続きはこちら、No2

 

(写真は、富山市内の新築住宅で、2019年作らせていただいたテレビ周りの収納)