4月に入っても、コロナの感染拡大が止まらない。
宣言が出ていなくても、これは「非常事態」「緊急事態」だろう。

政府の思いつく緊急経済対策など、自営業者は後回しで、そもそもが既存の「既得権益保護」でしかなく、必然的にしょぼい。
語るほどのこともない。

かといって、この時点で、選挙などできようはずもない。
こういう時にこそ、政権ではなく「政策」が変わればいい。
一時的なバラマキではない、恒久的なベーシックインカムを、強く求める。

さて。

この項の主題は、「感染対策」である。

マスクなど、むしろ「人にうつさない、その努力をしてます」アピールで、自分への感染防止には基本的に役立たない。

はじめから書いているが、これはインフルエンザと同じウィルス性の風邪で、
ずいぶん「タチの悪い、肺炎や死亡につながりやすい」ものではあるが、薬のない中、自らの治癒力で直ってる人も少なくないのだ。

ウィルス感染の仕組みはシンプルだ。
ヒトの細胞に「適合」できたウィルスは、ヒトの細胞に寄生し、細胞内に大量の「複製」を作って細胞を腐らせる。
その複製が、さらに複製を作り、多くの細胞を腐らせていく。
その爆発的「増殖力」こそが、感染力であり毒性なのだ。

その量が少ないうちは「感染」で、その細胞が多くなれば「発症」する。
自らの免疫力が強ければ、ウィルスが入っても「感染」せず、弱ければ、発症から死に至る。
薬のあるなしが違うだけで、インフルエンザと、仕組み自体は変わらない。

したがって、感染対策も
1.ウィルス自体を避ける
2.入ってきたウィルスを増やさない
の2段構えである。

三つの「密」とか、「集・近・閉」とかいわれる状況を避けるのは「1」だろう。
手洗いも、効果がないというマスクも、そういう意味だろう。接触感染したウィルスを「目鼻口」に入れないように、と言われる。

もう一つ、「2」の方は「免疫力を高める」とか、栄養や睡眠、運動ぐらいで、目に見えにくい。ついには、真剣に考えず、笑え、などと言われる。
対策は簡単ではないように思えるが。

昔から風邪対策、「うがい手洗い」と言われたものだが、うがいの方はすっかり下火である。検索すると一定の効果はあるようだが。
そういえば、逆に、高齢者施設などで注目されているのは「歯磨き」で、これでインフルエンザ発症者の減った話は多かった。

実は自分も寝る前の歯磨きを習慣化していて、ここ数年、体調は良くなった。

外部から入ってくるウィルスは、鼻の中ではなく「喉」で増殖するという。

その手前、口の中は、口内細菌とそのエサである本人の細胞との「るつぼ」である。歯垢とは、食べかすではなく細菌のカタマリだという。

歯磨きでこれをできるだけ「サッパリ」させることは、手洗いに並ぶ、極めて効果的な「感染対策」だと思うのだが、ほとんど言われていない。

専門家のコメントをいただきたいと思うのである。

(そういう意味での「拡散希望」である)