先日からアップしているトルコ旅行のレポートを読んで、
「ネコの写真集ができそう」
と、フェイスブックで書いてくれた人がいて、
やりとりしているうちに、
「映画ができるかも」とまで盛り上がった。
ストーリーは下記のようなものである。
主人公は、京都の地味なOL。町の犬猫の写真を撮って、インスタに上げるのが趣味。
カメラを買うためにアルバイトをしたのが会社にバレて、退職願いを書く羽目になる。
親や友人の手前、動物写真家になるための撮影旅行をすると見栄を張り、
ヨーロッパが予算不足で、ネットで見つけた安いトルコ旅行を申し込む。
イスタンブールの観光地、人懐こい人々と、のびのび暮らす犬猫たちに魅了される。
エーゲ海の遺跡周辺は犬猫の天国。
同じツアーに参加した個性的な面々と、トルコの人情に、笑いと涙が。
カッパドキアにて、事件が起こる。
せつない恋の行方は、ホテルの窓の外から、この子が見ていた。
というわけで、
連れていく役者はほぼ1人、カメラも1台、撮影期間は1週間、
美術・背景・エキストラ・動物など現地調達、
ひょっとしたらトルコ共和国観光当局からの補助金で製作費もペイできないかという、
たいへんコストパフォーマンスの高い映画企画である。
ロケ地は観光地だから、見て楽しく、経済波及効果もたっぷり。
SNS、ファッション、動物、旅、恋など、若い女性の好きなものテンコ盛り。
この企画では、コケる方が難しいくらいじゃないか。
誰かお金のある人、乗ってこないかなあ。
(続編も書きました)