先日書いたように、
9日金曜日の夜、円成寺で「作戦会議」をさせていただいた。
九条救助隊の活動にはつきもの?の、季節の味。今回は、「おはぎ」だ。
Sさんとことの新米もち米に、Nさんが育てた小豆を炊いてあんこにし、
Kさんが心を込めて作ってくれたものだ。
ありがたやありがたや。
◇
やろうと決まってから1週間もない、あわただしい開催だったが、
15人ほどの参加があった。
「決まったらがくっときちゃって、継続は大事だと思っているが、まあ、あとからついていきます」
という、弱気な方、
「1902年のハーグ条約で、戦勝国が占領時に『内政干渉』をしてはいけないとか、非人道的な兵器を使ってはいけないということになっている。アメリカの指導のもとに作った現憲法はそれに反しているし、原爆投下も非人道的といわざるをえない」
という、そもそも論を語る方、
「今回の安保法制への賛否は別にして、自衛隊そのものが『憲法違反』という意見もある。皆さんは自衛隊をどのように思っているのか」
との疑問を投げかける方、
「憲法9条をノーベル平和賞にという動きに希望を見出していたが、今回は別のところに決まって残念」
とおっしゃる女性、
ざっくばらんな本音のところで、
さまざまなレベルで主義主張があるのは、「九条救助隊」のいいところである。
◇
今回の集まりの主旨は、
この法制に対して、私たちは今後何をしていくべきなのか、
その意見交換を、ということに尽きる。
違憲立法審査請求、という制度があるそうで、
さまざまな裁判を通して、司法の側から政府を追い詰めよう、という意見もある。
しかし、裁判は時間がかかる。
「集団的自衛権行使の容認は閣議決定だから、くつがえすには政権をとるしかない」
という方が、難しくは思えるが、まっとうな道なのではないか。
となれば、現状の小選挙区制では、
野党共闘の成否が、勝敗のポイントだろう。
その後押しとして、私たちにできることはないだろうか。
また、日本人は熱しやすく冷めやすいという。
デモなどにあらわれた、「戦争反対」「アベ政治を許さない」という声は、
選挙結果につながるのだろうか。
デモ(パレード)
署名集め
勉強会
従前と同じようなことだが、細かなアイディアを出しあい、その効果を確かめながら、
周囲を誘い、粘り強く声をあげ続けるしかないのかもしれない。
日本人として、親として、
良心に従い、自らの責任を果たす。
ただ、それだけのこと。